レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/14
- 登録日時
- 2014/01/16 00:30
- 更新日時
- 2014/01/17 15:44
- 管理番号
- B131129153123
- 質問
-
解決
定電流特性曲線を使用した真空管増幅器の設計法について調べています。特に、送信機の回路である高周波用大電力増幅器について書かれている資料を紹介してください。
- 回答
-
当館所蔵資料等を調査したところ、「高周波電力増幅器」についての記載がある資料(1)~(7)が見つかりましたのでご紹介します。資料(1)~(7)は国立国会図書館デジタル化資料(http://dl.ndl.go.jp/)館内限定公開資料です。
(1)
論題:高周波電力增幅器の動作解析(基本波增幅器及周波數遞倍器)
著者:田中信高
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:1(2) 1941.10
ページ:107~150
コマ番号:19~41
当館請求記号:雑31-279
「I.緒言」、「Ⅱ.三極管増幅器の動作解析」という節からなっています。
(2)
論題:高周波電力增幅器の動作解析(其の二)(基本波增幅器及周波數遞倍器)
著者:田中信高
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:1(3) 1941.11
ページ:196~221
コマ番号:23~35
当館請求記号:雑31-279
「Ⅲ.多極管増幅器の動作解析」、「Ⅳ.結言」という節からなっています。
(3)
論題:高周波增幅回路に關する研究
著者:森脇義雄
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:1(1) 1941.7
ページ:3~13
コマ番号:3~8
当館請求記号:雑31-279
「第一章 単一回路増幅器」という章と、「第二章 二回路増幅器」の「第一節 離調回路」という節からなっています。また、単一回路増幅器と二回路増幅器の離調回路について、「設計法」という項があります。
(4)
論題:高周波增幅回路に關する研究(其の二)
著者:森脇義雄
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:1(2) 1941.10
ページ:73~88
コマ番号:2~10
当館請求記号:雑31-279
「第二章 二回路増幅器」の「第二節 結合回路」という節と、「第三章 三回路増幅器」の「第一節 三離調回路」という節からなっています。また、二回路増幅器の結合回路と三回路増幅器の三離調回路について、「設計法」という項があります。
(5)
論題:高周波增幅回路に關する研究(其の三)
著者:森脇義雄
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:1(3) 1941.11
ページ:183~195
コマ番号:16~22
当館請求記号:雑31-279
「第三章 三回路増幅器」の「第二節 組合せ回路」、「第三節 三結合回路」という節からなっています。また、三回路増幅器の組合せ回路と三結合回路について、設計法」という項があります。
(6)
論題:高周波增幅回路に關する研究(其の四)
著者:森脇義雄
雑誌名:日本電気研究季報
出版者:日本電気
巻号・年月日:2(1) 1942.3
ページ:61~78
コマ番号:32~41
当館請求記号:雑31-279
「第四章 多回路増幅器」の「第一節 m離調回路」、「第二節 m段結合回路」、「第三節 組合せ回路」、「第四節 総括」という節からなっています。
(7)
論題:定電流特性曲線の高周波増幅器への応用
著者:関谷昇 太田晃
雑誌名:NHK技術研究
出版者:日本放送出版協会
巻号・年月日:(9) 1952.08
ページ:6~19
コマ番号:5~11
ISSN:0027-6553
当館請求記号:Z16-272
「1. 緒言」、「2. 定電流特性曲線について」、「3. 定電流特性曲線上における動作状態の表示」、「4. コサイン・スケール(Cosine scale)について」、「5. 電力増幅器の動作解析」「6.変調波増幅器並びに被変調器 」、「7. コサイン・スケールのep-ip曲線への応用」、「8. 動作線の終点Pの移動による動作状態の変化」、「9. 結言」という節からなっています。
[その他の調査済み資料・データベース]
(【 】内は当館請求記号です。末尾に「*」がついた資料は国立国会図書館デジタル化資料(http://dl.ndl.go.jp/)館内限定公開資料です。)
・『真空管オーディオハンドブック』(誠文堂新光社 2000.11 【ND611-G59】)
・『魅惑の真空管アンプ : その歴史・設計・製作 復刻版. 上巻』(誠文堂新光社 1990.1 【ND611-E23】)
・『魅惑の真空管アンプ : その歴史・設計・製作 復刻版. 下巻』(誠文堂新光社 1990.6 【ND611-E23】)
・『真空管パワー・アンプ製作集 : 力作、傑作』(ラジオ技術社 1990.5 【ND611-E31】)
・『真空管アンプ設計自由自在 : 決定版』(誠文堂新光社 1990.9 【ND611-E24】)
・林雅一「定電流特性曲線を利用した真空管発振器の動作解析」(『エレクトロニクス』 7(3) 1962.3 pp.322-326 【Z16-226】)*
・片柳 正八「電信送信機電力増幅器の標準データー作成について」(『国際通信の研究』 1(2) 1953.12 pp.23-27 【Z16-256】)*
・NDL-OPAC(https://ndlopac.ndl.go.jp/)
インターネット・データベースの最終アクセス日は2013年12月9日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
・『無線送信機の設計の調整』島山鶴雄著 無線従事者教育協会 1956
・『放送機と発振器の設計と調整』島山鶴雄著 無線技術普及協会 1977
・『リニアアンプスタイルブック』CQ出版社 1992 p.2~柳橋健「真空管回路の基本設計」
・『電気通信学会誌』37(8) 1954 p.539~「定電流特性曲線による格子接地形増幅器の動作解析」
・『放送技術』4(12) 1951 p.469~「定電流特性曲線の使い方」
- NDC
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- 電子工学 (549 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 真空管増幅器
- 定電流特性曲線
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000143511