レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/05/04
- 登録日時
- 2018/07/30 00:30
- 更新日時
- 2018/07/30 00:30
- 管理番号
- 6001032142
- 質問
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解決
明治後期から大正・昭和にかけて、天主堂(教会)の建設に力を尽くした日本人棟梁「鉄川与助」の業績や彼の生涯について書かれた資料を読みたい。
- 回答
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次の資料に「鉄川与助」の業績や生涯について記述がありました。
●『天主堂建築のパイオニア・鉄川與助:長崎の異才なる大工棟梁の偉業』(喜田信代/著 日貿出版社 2017.2)
●『鉄川与助の教会建築:五島列島を訪ねて(LIXIL BOOKLET)』(LIXIL出版 2012.3)
冷水(ひやみず)教会、旧野首(きゅうのくび)教会、青砂ヶ浦(あおさがうら)天主堂、今村教会、田平(たびら)天主堂、江上(えがみ)天主堂、頭ヶ浦(かしらがうら)天主堂、紐差(ひもさし)教会など、鉄川与助の出身地である五島列島に建設された教会の写真や説明があります。
●『天主堂物語』(雑賀雄二/著 新潮社 1989.12)
p.4-10 「神聖なる狂気 鉄川与助」
p.106-107「天主堂建築データ」があり、鉄川与助の設計・施工の天主堂が掲載されています。
●『日本の教会をたずねて(別冊太陽)』(八木谷涼子/編 平凡社 2002.10)
p.28-37「鉄川与助の生涯とその仕事」
代表作と言われる「カトリック今村教会」、他に「カトリック大江教会」(熊本県天草)、「カトリック崎津教会(熊本県崎津)」、「カトリック紐差教会」(長崎県平戸市)、「カトリック田平教会」(長崎県北松浦郡)、重要文化財「カトリック青砂ヶ浦教会」(長崎県・五島)、重要文化財「カトリック頭ヶ島教会」(長崎県・五島)のカラー写真も掲載されています。
●『長崎游学 2 長崎・天草の教会と巡礼地完全ガイド 』(長崎文献社 2005.9)
長崎市とその周辺、島原・天草、佐世保・平戸、上五島・下五島の教会群と分けてカラー写真入りで紹介しています。設計・施工した人の名前、竣工年、建物の態様についても記述があり、鉄川与助の設計・施工した教会も含まれています。
●『大いなる遺産長崎の教会:三沢博昭写真集 改訂版』(三沢博昭/写真 智書房 2007.7)
p.184-204 「第4章 棟梁建築家鉄川与助」
p.185に「鉄川与助設計の教会堂 概要表」があります。鉄川与助の設計した冷水教会(p.86-89)などのカラー写真も掲載されています。
p.215-244にはそれぞれの教会堂の解説があり、上記冷水教会堂もp.226に記述があります。
[事例作成日:2018年5月4日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 西洋の建築.その他の様式の建築 (523 8版)
- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
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- 天主堂建築のパイオニア・鉄川與助 喜田/信代‖著 日貿出版社 2017.2
- 鉄川与助の教会建築 LIXIL出版 2012.3
- 天主堂物語 雑賀/雄二∥著 新潮社 1989.12 (4-10)
- 日本の教会をたずねて 八木谷/涼子∥編 平凡社 2002.10 (28-37)
- 長崎游学 2 長崎文献社 2005.9
- 大いなる遺産長崎の教会 改訂版 三沢/博昭∥写真 智書房 2007.7 (86-89、184-204、215-244)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000239774