レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 山梨県立図書館 (2110005) | 管理番号 (Control number) | 9000020052 | |||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2015年06月19日 | 登録日時 (Registration date) | 2017年12月06日 11時09分 | 更新日時 (Last update) | 2017年12月06日 11時29分 | |||||||
質問 (Question) | 神社の屋根にある鰹木の数が、奇数か偶数かによって祀られている祭神が異なると聞いたが、どちらが男神でどちらが女神か。また、×印になっている木の切り口によって祭神が男神か女神かわかるというが、どちらか。 | |||||||||||
回答 (Answer) | 千木の先端の削ぎ(殺ぎ)方には、外削(外殺:そとそぎ)と内削(内殺:うちそぎ)がある。外削は先端を垂直に切るもので、伊勢神宮外宮正殿に使われているため外削と呼ばれる。内削は先端を水平に切るもので伊勢神宮内宮正殿に使われている。伊勢神宮外宮は男神とされ、内宮は女神の天照大御神なので、外削は男神に使われる男千木(おちぎ)、内削は女神に使われる女千木(めちぎ)という説が広まっているが、これは俗説であり、多数の神社で、男神、女神にかかわらず外削が使われている。 同様に鰹木の数が偶数なら女神、奇数なら男神を祀るというのも俗説。鰹木は平安時代に、大社8本、中社6本、小社4本という定めがあったが、その定めはいつの間にか消えている。現在、伊勢神宮内宮が10本、出雲大社は3本、春日大社は2本。 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 神社関係、寺院建築関係の資料を調べる。 | |||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000225925 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |