レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年08月06日
- 登録日時
- 2022/08/18 10:57
- 更新日時
- 2023/02/17 12:01
- 管理番号
- 新県図-01481
- 質問
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解決
太陽系惑星誕生46億年説について
- 回答
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当館所蔵資料を調査した結果、多数の資料に太陽系惑星誕生46億年説に関する記述が見つかりました。その中から、比較的読みやすい資料を中心にご紹介します。
(1)『最新地球史がよくわかる本』第2版(川上紳一/著 東條文治/著 秀和システム 2009)
p132に、「現代の太陽系起源論のフレームワークは、ソ連の惑星科学者サフロノフと林忠四郎を中心とする京都大学のグループによってそれぞれ独立に発展させられたものである。いずれの学説も、約46億年前に巨大な分子雲が重力収縮を始め、周囲のガスを集めて原始太陽が形成されたことから出発する。」と記述があります。
(2)『人類の住む宇宙』第2版(岡村定矩[ほか]/編 日本評論社 2017)
p179に、「現代的な太陽系起源の研究は1960年代初頭、日、米、ソ連(当時)の3人の先駆的な研究者によってそれぞれ独立に始められたのである。京都大学・天体物理学の教授であった林忠四郎、アメリカのキャメロン、旧ソ連のサフローノフの3人であった。」と記述があります。
(3)『宇宙はなぜこのような形なのか』(NHK「コズミックフロント」制作班/編 KADOKAWA 2014)
p68~85「太陽系の起源を探る」に、太陽系の形成にかかわる推論や、小惑星を元に太陽系形成に関する謎を解くプロジェクト等が紹介されています。
(4)『知りたい!地球はどうやってできたのか?』(鳥海光弘/著 宝島社 2013)
p23~26「太陽系はどうやって生まれたのか」に、太陽系の形成に関する現在の研究成果が簡単に紹介されています。
(5)『太陽系と惑星』(渡部潤一[ほか]/編 日本評論社 2008)
p177~222「太陽系の起源」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 天文学.宇宙科学 (440 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 太陽系
- 宇宙
- 惑星
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320031