レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年04月
- 登録日時
- 2005/06/21 11:07
- 更新日時
- 2005/06/22 10:09
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-0595
- 質問
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解決
昭和26年7月、8月の満月の日付と岐阜市加納での月の出の時刻、その日の天気が知りたい。
- 回答
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1 『神宮暦』等によると、昭和26年7、8月の満月の日付はそれぞれ7月19日、8月17日。
2 該当する日の岐阜新聞の天気欄で、岐阜市での天気、月の出の時刻が掲載されている。
3 市内の特定地域の月の出時刻までは資料では確認できないが、日付と求める場所の緯度・経度、高度などが分れば、月の出の時刻を算出することが可能。
- 回答プロセス
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1 神宮司庁編纂『神宮暦 昭和26年』(神宮司庁,1950)および黒坂絋一・河村真光『20世紀の暦 朔望万年暦』(光村推古書院,1994)で確認したところ、昭和26年7、8月の満月の日付はそれぞれ7月19日、8月17日。ただし、月の出の時間については東京のものしか掲載されていない。
2 該当する日の岐阜新聞の天気欄に、岐阜市での天気、月の出の時刻が掲載されている。
3 また、日付と求める場所の緯度・経度、高度などが分れば、月の出の時刻を算出することが可能。計算方法は長沢工『日の出・日の入りの計算』(地人書館,1999)に掲載されている。なお、太田成和編『加納町史』(岐阜市役所加納支所,1954)によると、加納町中心地の経緯度・標高は北緯35度23分57秒・東経136度45分35秒・標高海面上約7メートル内外。
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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・『理科年表』にも満月の日付や月の出の時刻等が掲載されている。
・『神宮暦』に掲載されている東京の月の出時刻と岐阜新聞掲載の時刻が1時間以上も異なるため確認したところ、この時期はサマータイム制が導入されていたことにより、夏の時刻がずらされていたためと判明(神宮暦の数値は標準時で記載) 。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000022561