レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/16
- 登録日時
- 2012/03/08 02:00
- 更新日時
- 2012/03/08 02:00
- 管理番号
- DR20101000580
- 質問
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解決
家の庭木に鳥の巣があるのだが、役割を終えた巣が再利用されることがあるのだろうか。
- 回答
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『鳥類学辞典』のp.406に「多くの種類は毎年新しい巣を作るが、一部の猛禽類では、連続して同じ巣を数年使うものもいる。」とある。
『鳥のおもしろ行動学(図解雑学)』のp.96にも、「雛を育てて巣立ちが終わると、その巣は捨てられるのです。」とある。例外としては、「樹洞や岩穴のようになかなか入手し難い場所を必要とする鳥は、原則、毎年同じ巣を使います。大きな巣を必要とする猛禽や大型の鳥と記されている。」
『新庭に鳥を呼ぶ本(BIRDER SPECIAL)』p.76には、「キジバトやハシブトカラスは、一度使用した巣を続けて使うことがあるので、そのままにしておきましょう」という記述が見られる。
「大阪市立自然史博物館」のHPには、古巣を利用する種が紹介されている。
- 回答プロセス
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当館所蔵の参考資料3冊を紹介し、閲覧してもらう。
Googleで「鳥の巣」と「再利用」かけ合わせて検索し、「大阪市立自然史博物館」のHPを紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 鳥類 (488)
- 参考資料
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- 鳥のおもしろ行動学 柴田敏隆/著 ナツメ社 2006.7 488.1 undefined
- 鳥類学辞典 山岸哲/監修 昭和堂 2004.9 488.033 undefined
- 新庭に鳥を呼ぶ本 藤本和典/著 文一総合出版 2009.11 488.04 undefined
- 大阪市立自然史博物館 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2003torinosu/virtual/exh 2011/12/22
- キーワード
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- 鳥の巣
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000103208