レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/2/14
- 登録日時
- 2016/03/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:31
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000134
- 質問
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解決
【玉川図書館にある室生犀星像の隣の鳥について】 なぜ隣に鳥がいるのか意味があるのなら知りたい。
- 回答
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室生犀星の長女、室生朝子さんの資料をいくつか調べた結果は以下のとおり。
・『父 室生犀星』(118414172)によると犀星は鳥好きで、「カケコ」「コジュケイ」「ホオジロ」「ウグイス」など、ヒナから育て、詩人たちを呼び、披露の酒宴を開いたりしていた。
また、軽井沢の庭に「アカハラ」という鳥がよく降りてきていたので家族でその鳥の水浴びを眺めていた。
・『父 犀星の俳景』(111312967)では「アカハラ」に関する句があり、解説によると、犀星が「アカハラ」のために石を組み上げて島のようなものを作ったと記載されている。
鳥の像も石の上に乗っているので犀星の作った石を再現したのではないかと推測される。
・『父 犀星と軽井沢』(11825935)の表紙にも鳥が二羽描かれており、その鳥も「アカハラ」ではないかと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 自然科学 (4 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000190105