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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000248860
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼久-2018-064
事例作成日
(Creation date)
2018年06月26日登録日時
(Registration date)
2018年12月20日 16時07分更新日時
(Last update)
2019年03月18日 15時14分
質問
(Question)
沖縄の石垣島でなくした水中カメラが台湾で見つかったというニュースを聞いた。石垣島から台湾に流れる海流の名前と始点・終点が知りたい。
回答
(Answer)
石垣島始点、台湾が終点とする海流は特定できなかった。参考までに、質問に近い場所を通る海流「黒潮」についての記述がある以下の資料を紹介した。

『海のなんでも小事典;潮の満ち引きから海底地形まで 』(道田豊[ほか]著 講談社 2008)
p61「黒潮は東シナ海から鹿児島県のトカラ海峡を通って、日本列島の南岸に沿って太平洋をほぼ東北東に流れています。(中略)時によって大きくその流路を変えることが知られています。」とあり。

《西海区水産研究所》( http://snf.fra.affrc.go.jp/  西海区水産研究所)中川倫寿・森永健司「九州南方~台湾東方海域における中規模の海洋構造」( http://snf.fra.affrc.go.jp/seika/snf97/snf97002.html  西海区水産研究所)
「石垣島と台湾間から東シナ海へ流入する黒潮の流軸位置は、約30日周期で東西移動する。」

また、潮汐、海流、水温、水深といった海に関するデータや、海図や水路書誌に関する相談を受け付けている機関を紹介した。
《海の相談室》( http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/SODAN/annai.html  海上保安庁 海洋情報部)
回答プロセス
(Answering process)
1 質問のニュース記事を確認する。
《朝日新聞デジタル》「石垣島のデジカメ、台湾に漂着 誰の?写真千枚ヒントに」( https://www.asahi.com/articles/ASL3Y0C5FL3XUHBI04Q.html  朝日新聞社)
 記事内に「石垣島と台湾の間では、海流が南から北へ流れる。直線距離は東から西へ200キロ余りだが、実際の漂流ルートは分からない。」とあり。
また、同ニュース別の記事「カメラ漂流240キロの奇跡、2年半かけ石垣島から台湾へ…フェイスブックで落とし主も判明」( https://www.sankei.com/west/news/180329/wst1803290014-n1.html  朝日新聞社)に「最後の撮影日は2015(平成27)年9月7日。」とあり。

2 自館資料を調査する。
『理科年表 第91冊(平成30年)』(国立天文台編 丸善 2017.11)
 p635におもな海流の名称の一覧があり、日本本土、石垣島、台湾付近を通っている海流は「1(原文は丸囲数字)黒潮」。ただし、石垣島始点ではない。
 「黒潮」については、p631-633に季節により海流の変化が図で示されている。
『海洋のしくみ 入門ビジュアルサイエンス』(東京大学海洋研究所編 日本実業出版社 1997)
 p62-63「世界の海流」
 「実は、天気図と同じように、海洋にも海面の盛り上がり方の違いにより高圧部と低圧部ができます(高圧部は盛り上がっている)。そして、海流は等圧線にそって高圧部を右手に見て流れます。また、海水が風の右側に運ばれるのは北半球のことで、南半球では逆に左側になります。」とあり。
『海のなんでも小事典;潮の満ち引きから海底地形まで 』(回答資料)
『海洋の事典』(東京堂出版 1982)
 p171「海流の変化」の項に「海流は、潮流のように規則正しく周期的に方向がかわらないで、常に一定の方向に流れるものとされているが、ちょっとみたところではあまり変化がないようにみえても、詳しく調べるといろいろな変化がある。」とあり。

3 インターネット情報を確認する。
《国土交通省気象庁ホームページ》( https://www.jma.go.jp/jma/index.html  気象庁)
ホーム > 各種データ・資料 > 海洋の健康診断表 > 海流に関する診断表、データ
「日別海流」で東シナ海海域含め、日本近海の2016年以降の日毎の海流が確認できる。

《西海区水産研究所》( http://snf.fra.affrc.go.jp/  西海区水産研究所)
 中川倫寿・森永健司「九州南方~台湾東方海域における中規模の海洋構造」(回答資料)

《沖縄の海洋情報》( http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/  第十一管区海上保安本部)
 「海の相談室」( http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/soudan/sodan/soudan.htm
 「海流図を見る(PDF)」( http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/sokuhou/sokuhou.html
 平成30年5月24日-6月13日の黒潮本流の図が掲載されている。

《海の相談室》(回答資料)

〈その他調査済み資料〉
『新版地学教育講座 10巻 地球の水圏』(東京 東海大学出版会 1995)
『海の百科事典』(永田豊[ほか]編 丸善 2003)
『海洋大事典』(京堂出版 1987)

ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年6月24日。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
海洋学  (452 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
海流
黒潮
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000248860解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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