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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000234664
提供館
(Library)
飯能市立図書館 (2300012)管理番号
(Control number)
飯能-H29-003
事例作成日
(Creation date)
2018年03月30日登録日時
(Registration date)
2018年04月13日 11時37分更新日時
(Last update)
2018年06月01日 10時45分
質問
(Question)
「松茸」について
①万葉の時代、「松茸」はなんと呼ばれていたか
②「松茸」と言われるようになったのはいつごろからか
回答
(Answer)
①松茸は、万葉の時代には「茸(たけ)」と呼ばれていたようである。また、和歌においては「秋香」「秋の香」(共に「あきのか」)と呼ぶこともあったようだ。

②寛弘二年(1005年)ごろに成立した『拾遺和歌集』の巻第七「物名」にある、「あしひきの山下水に濡れにけりその火まづたけ衣あぶらん」という歌が、「まつたけ」という語の初出であるとされている。
回答プロセス
(Answering process)
百科事典を確認し、その後自館書架を館内検索並びにブラウジングする。

『世界大百科事典 27』(平凡社 2007)
p.104「マツタケは<<和名抄>>には記載がなく、それから半世紀ほど後にできた<<拾遺和歌集>>や<<新猿楽記>>あたりから名を見るようになる(後略)」

『ものと人間の文化史 84 松茸』(有岡 利幸∥著 法政大学出版局 1997)
p.11「茸といえばマツタケを指すことばであったので、あえてマツタケと呼ばず、たんにタケといえばよかったと考えられる」
p.24「寛弘二年(1005)ごろに成立した勅撰和歌集の三番目にあたる『拾遺和歌集』に、マツタケ狩りのときのものと解釈できる和歌がある(後略)」

『日本うたことば表現辞典 2』(大岡 信∥監修 日本うたことば表現辞典刊行会∥編集 遊子館 1997)
p.604 「まつたけ【松茸・松蕈】(中略)[同義]秋香・秋の香(あきのか)」

『万葉植物事典』(山田 卓三∥著 中嶋 信太郎∥著 北隆館 1995)
p.43 万葉集の該当する和歌「高松のこの峰も狭に笠立てて満ちさかりたる秋の香のよさ」(巻十-2263)について解説あり
「(前略)笠立てては成熟したマツタケが笠を大きく広げた様子をさしている。当時はきのこ狩とか、たけのこ狩などが一般化していなかった。このためあたり一面にたくさんのマツタケが生えていた様子がうかがわれる(後略)」

上記記述を総合し、回答を作成した。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
藻類.菌類  (474)
森林利用.林産物.木材学  (657)
詩歌  (911)
参考資料
(Reference materials)
世界大百科事典 27 (マク-ムン) 改訂新版. 平凡社, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009140571-00
有岡利幸 著 , 有岡, 利幸, 1937-. 松茸. 法政大学出版局, 1997. (ものと人間の文化史 ; 84)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002656860-00 , ISBN 4588208411
日本うたことば表現辞典刊行会/編集. 日本うたことば表現辞典 2. 遊子館, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I010448141-00
山田卓三, 中嶋信太郎 著 , 山田, 卓三, 1933- , 中島, 信太郎, 1904-. 万葉植物事典 : 万葉植物を読む. 北隆館, 1995.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002465788-00 , ISBN 4832603744
キーワード
(Keywords)
松茸
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000234664解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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