調査した限り、日本語で最近の記事としては、以下が見つかりました。
「フランスの労務知識 第10回 出産(または養子縁組) 休暇・育児休暇」
JETRO ジェトロ・パリ事務所 2015年7月更新
上記記事はJETROのHPで公開されております。
https://www.jetro.go.jp/world/europe/fr/others.html (最終アクセス2018.12.14) にアクセスし、「出産(または養子縁組)休暇・育児休暇」 (122KB)をクリックするとPDFが閲覧できます。
非常に簡単な記事ではありますが、既にご存知の神尾真知子「フランスの子育て支援」に掲載の表と同じですので、2015年7月現在も出産休暇、育児休暇に関しては内容に変更はないようです。
なお、法律の方向からも調査しましたが、規定が掲載されている労働法典の日本語訳は見つけることはできませんでした。
◆参考資料
①石田和男「フランスの家族政策」『近畿医療福祉大学紀要』12(1), pp.1-20, 2011.
出産、育児休暇に特化しているわけではありませんが、家族政策の歴史等、幅広い文脈で論じているので背景を理解する手掛かりになるかもしれません。神戸医療福祉大学機関リポジトリで公開されております。CiNii Articlesから本文にアクセス可能です。
URL:
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009453050(最終アクセス2018.12.14)
②調査情報担当室 , 北松 円香「フランスにおける子育て支援」『経済のプリズム』 (131), pp.1-53, 2014
こちらも出産、育児休暇に特化しているわけではありませんが、比較的新しいですし、子育て支援政策の全体を俯瞰するのに参考になるかもしれません。インターネットでフリー公開されております。Googleで上記タイトルを検索するとPDFで閲覧できます。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h26pdf/201413102.pdf(最終アクセス2018.12.14)
データブック系では以下の資料があります。これらも出産、育児休暇に特化しているわけではありませんが、最新の数値ですので参考になるかと思います。
③『データブック国際労働比較2016』p.274~ 第9-12表
④『世界の厚生労働 2016』p.136~ 出産休暇、育児休暇制度の概要について説明されています。