レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/07/03
- 登録日時
- 2011/07/26 16:46
- 更新日時
- 2011/09/02 15:14
- 管理番号
- 相橋-H23-058
- 質問
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解決
成人の年齢が20歳になったのはいつからか知りたい。江戸、明治時代は何歳だったのか知りたい。
- 回答
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成人の年齢が20歳になったのは明治29年4月27日からである。
資料①に「江戸時代は男の子は15歳の元服で若衆髷から前髪を剃って大人の仲間入りをし、女の子は14歳前後から島田髷を結い、成人を祝った」と書いてある。
- 回答プロセス
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江戸時代について書かれた資料のある棚を探して、次の資料を見つけた。
① 『大江戸まるわかり事典』 大石学/編 時事通信出版局 2005 (自館請求記号:R210.5)
p59に「江戸時代、男の子は15歳の元服で若衆髷から前髪を剃って大人の仲間入りをし、女の子は14歳前後から島田髷を結い、成人を祝った」と書いてある。
インターネットの検索エンジンGoogleでキーワードを“成人年齢” “歴史”にして検索すると次のサイトが見つかった.
「18歳成人」を考える 田中治彦(立教大学) 2007年1月 (2011/08/10最終確認)
http://www2.rikkyo.ac.jp/web/htanaka/07/Seijin02.html
「明治29年制定の民法で満20年をもって成年とす」と定められたとあるので資料を確認するために民法の資料がある棚を探すと次の資料が見つかった。
② 『現行法規総覧 14 民事法 1』 第一法規 1989 (自館請求記号:R320)
p39、民法 第一編 第四条の中に「年齢二十歳をもって、成年とする」と記載があり、制定年がなかったので、オンラインデータベースD1‐Law.comでキーワードを“二十歳をもって”で検索すると『民法第四条』の制定年が明治29年4月27日号外法律 第89号に「二十歳で成人となったのは民法第四条が制定されたのは明治29年4月27日から」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 法律 (320 9版)
- 参考資料
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- 『大江戸まるわかり事典』 大石学/編 時事通信出版局 2005 (自館請求記号:R210.5)
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『現行法規総覧 14民事法 1』 第一法規 1989
(自館請求記号:R320
)
- キーワード
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- 成人年齢
- 歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000089028