このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000253548
提供館
(Library)
横浜市中央図書館 (2210008)管理番号
(Control number)
横浜市中央2551
事例作成日
(Creation date)
2017年01月12日登録日時
(Registration date)
2019年03月22日 16時09分更新日時
(Last update)
2019年03月22日 16時48分
質問
(Question)
鉱石鉱物が一覧できる資料を探している。
図版や詳しい物性は不要で、鉱物名のほか、用途(何の鉱石か)と化学成分がわかればよい。
なるべく多くの鉱物名が載っているほうが望ましい。
回答
(Answer)
 鉱石鉱物に関する情報源には、元素名(鉱石名)で分類・配列するパターンと、化学組成
(酸化、硫化など)で分類・配列するパターンがあります。
 用途によって利便性が異なると思われますので、パターンに分けてお役に立ちそうな資料を
ご紹介します。

1 元素名(鉱石名)による分類・配列
  Fe(鉄鉱)、Cu(銅鉱)など供給する目的の元素(鉱石)を見出しとして鉱石鉱物を配列
 したものです。紙の資料としては商品として鉱石を取り扱う分野に多く見られます。
  用途が分かりやすい利点がありますが、鉱物数は若干少なめのことが多いようです。
(1)『鉱物資源百科辞典』 牧野和孝/著 日刊工業新聞社 1998.02
   元素番号順に、その元素の供給資源となる鉱物をまとめたもので、網羅的で詳細な記述があり、
  ことに工学的応用の観点に特徴があります。
   残念ながら、目次・索引・付表などでも元素名や鉱石名がわかるかたちで一覧できる構成に
  なっている部分がなく、ご要望には沿わないと思われますが、基本資料としてご紹介します。
(2)『財務省貿易統計 関税率表解説』
  平成28年11月28日財関第1443号、最終改正:平成30年7月26日財関第1093号
   http://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/index.htm
   関税率表、輸出統計品目表の解釈のための解説を通達としたものです。
  当館では所蔵していませんが、全文がPDFでインターネット公開されています。
  このうち以下の部分で、鉱石ごとに鉱石鉱物が記載されています。
  例えば銅鉱には14種の鉱石鉱物が列記されていますが、記載内容は
    「くじゃく石(malachite)(塩基性炭酸銅)」
  のように化学式ではなく化合物になっています。
  第26類 鉱石、スラグ及び灰 
   http://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data/26r.pdf
  なお希土類金属は以下の項目になります。
  第25類 塩、硫黄、土石類、プラスター、石灰及びセメント
   http://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data/25r.pdf
(3)『関税率表用語の手引』関税分類研究会/編 大成出版社 1995.12
  関税率表で使われている項目が50音順に解説されている用語集です。
  「鉄鉱」「銅鉱」など鉱石名で調べると『関税率表解説』で列記されている
  鉱物名について化学式と色・光沢などの情報が得られます。
  鉱石だけの50音順ではないため若干煩雑ですが、『関税率表解説』を補完する
  役割があるほか、鉱石ごとに鉱物が一覧できる利便性があります。
(4)「元素別鉱石:山口大学工学部 学術資料展示館」
   http://www.msoc.eng.yamaguchi-u.ac.jp/collection/element.php
  約2万点の鉱石コレクションを鉱石名ごとにデータベース化したもので、
  山口大学のホームページから利用できます。
  金属元素限定でよろしければご要望に見合うものと思われます。
  例えば「銅鉱石」では、天然鉱物1件、硫化鉱物13件、酸化鉱物2件、その他6件、
  それぞれ鉱物名(和、英)、結晶系、化学組成(化学式)、含銅率の項目でリスト
  化されています。

2 化学組成による分類・配列 
  「硫化鉱物」「酸化鉱物」など組成によって鉱物を分類・配列しているもので、
 『理科年表』(丸善)『原色鉱石図鑑』(保育社)など、自然科学分野で鉱物を調べる
 参考図書に多い配列です。
  件数が多い利点がありますが、このパターンでは、同じ鉱石の鉱物が分離される配列
 になるため、鉱石ごとの情報という観点では少し不便です。
  また、用途(鉱石名)が項目として明記されていないケースが多く、その場合は化学式
 や解説文から読み解く必要があります。
  この中で、ご要望に沿いそうなものが1冊ありましたので以下にご案内します。
(1)『資源ハンドブック』 資源ハンドブック編集委員会/編 丸善 1989.09
  「表1.1.14主要鉱物」(p9~18)
  400件近い鉱石鉱物のリストです。化学式のほか「主要用途」の項目があり、何の鉱石で
  あるかがわかります。
  ご要望に最も近い資料かと思われます。
※インターネット情報の最終確認日は平成31年3月7日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
鉱物学  (459 8版)
人口.土地.資源  (334 8版)
採鉱.選鉱  (561 8版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000253548解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!