このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
D2008M0765
事例作成日
(Creation date)
2008/6/6登録日時
(Registration date)
2008年10月25日 02時12分更新日時
(Last update)
2008年10月25日 02時12分
質問
(Question)
佐久間長敬・著『清陰筆記』のよみと、原本の所蔵機関あるいは翻刻資料の有無について教えてください。
典拠:『長谷川平蔵 その生涯と人足寄場』(瀧川政次郎・著 朝日新聞社 1982年)p189
『鬼平長谷川平蔵の生涯』(重松一義・著 新人物往来社 1999年)p209、268
いずれもよみがなは無く、細かい書誌事項や所蔵機関の記載はありません。
回答
(Answer)
お尋ねの『清陰筆記』(佐久間長敬著)の読み、原本の所蔵機関、翻刻資料の有無について、長敬の弟、原胤昭の著作である下記文献(1)を確認したところ、(1)には『清陰筆記』の抄録が収載されていること、「清陰」は兄、長敬の雅号であること、『清陰筆記』は長敬が胤昭に請われて、人足寄場について稿を草したものであることなどが記されておりましたが、読みや所蔵機関などについての記載はみあたりませんでした。
 なお、文献(2)によると、文献(3)に『清陰筆記』が収録されている旨の記載がありましたので、すでに東京都立中央図書館に問い合わせ済みのようでしたが、念のため、当館蔵の文献(3)をあたりましたが、やはり収録は確認できませんでした。
 他に、文献(4)~(6)のような佐久間長敬の著作や履歴を収載したものなどや、文献(7)、(8)のような人足寄場と長谷川平蔵について記載のあるものなどをあたりましたが、お尋ねの件について記載のあるものは見あたりませんでした。

(1)『出獄人保護』 原胤昭著 天福堂 1913  (当館請求記号 YD5-H-349-123 マイクロフィッシュ)
 *397頁に『清陰筆記』の成立や兄、長敬についての記載あり。
 以下の頁に『清陰筆記』からの引用を収録。398頁~400頁(人足寄場の歴史)、452頁~454頁(佐州水替へ人足)、454頁~455頁(人足の衣服)、463頁(囚人服の色合)、464頁~465頁(人足の頭髪)、466頁(人足の居室)、468頁~469頁(人足の病気、病死)、470頁~471頁(人足の作業)、472頁(寄場の心学道話)、494頁~496頁(寄場の事業成績)。

(2)『江戸町奉行事蹟問答』佐久間長敬著 南和男校注 人物往来社 1967 (当館請求記号 322.15-Sa535e) 
 *273頁~276頁に佐久間長敬の経歴と著作についての記載あり。
  276頁に「清陰筆記(江戸会誌、二ノ八)」の記載あり。

(3)『江戸会誌』 2巻8号 1890 博文館 (当館請求記号 雑19-7)

(4)『江戸の刑罰風俗誌』小野武雄編著 展望社 1998 (当館請求記号 AZ-145-G36)
 *487頁~532頁に『拷問実記』(佐久間長敬編・著 注・原胤昭)、 533頁~544頁に『吟味の口伝』(佐久間長敬編)、545頁~547頁に「佐久間長敬の略歴」(小山松吉著)を収録。

(5)『明治維新人名辞典』 日本歴史学会編 吉川弘文館 1981 (当館請求記号 GB12-48 人文総合情報室開架資料)
 *443頁~444頁に「佐久間長敬」の項あり。443頁に著作として『清陰筆記』などの記載あり。

(6)『江戸』 江戸旧事采訪会 1巻1綴(大正4.6)~11巻1綴(大正10.1) (当館請求記号 雑19-23)
 *3巻3綴~5巻4綴にかけて「嘉永日記抄」(佐久間長敬著)、4巻1綴~5巻1綴にかけて「江戸市勢妄録」(佐久間長敬著)を収録。

(7)『「鬼平」を歩く:実録・長谷川平蔵の生涯』 佐々木明、重松一義著 下町タイムス社 1997 (当館請求記号 GK48-G43)
  *150頁~151頁に佐州水替人足について、『清陰筆記』からの引用を掲載。

(8)『人足寄場史:我が国自由刑・保安処分の源流』 人足寄場顕彰会編 創文社 1974(当館請求記号 AZ-145-27)
  *73頁、75頁、76頁、183頁に『清陰筆記』からの引用などを掲載。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
『国書総目録』(岩波書店)、『古典籍総合目録』(岩波書店)、『国書読み方辞典』(岩波書店)、『国書人名辞典』(岩波書店)、『国史大辞典』(吉川弘文館)、『日本史大辞典』(平凡社)、『日本獄制史の研究』(重松一義・著 吉川弘文館)、『人づくり風土記13(48) 大江戸万華鏡 東京』(農山漁村文化協会)、『江戸時代 犯罪・刑罰事例集』(原胤昭ほか 柏書房)『江戸の罪と罰』(平松義郎・著 平凡社)、『江戸の刑罰』(石井良助・著 中央公論社) いずれにも記載なし。
 国立国会図書館NDL-OPAC、NACSIS-Webcat、総合目録ネットワークいずれもヒットせず。
 Googleで「清陰筆記」で検索したところ、中央区八丁堀二丁目東町会の「わが町・八丁堀」というWebサイトがヒットし、「佐久間長敬の著作物」というところで、「『清陰筆記』(江戸会誌2ノ8)」という記述があった。そこで所蔵している東京都立中央図書館に照会したところ、『江戸会誌』には『清陰筆記』は収録されていなかったとの回答を得る。
NDC
法制史  (322 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
佐久間長敬
近世法制史
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵機関調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
図書館
登録番号
(Registration number)
1000048409解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!