レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/09/14
- 登録日時
- 2022/02/23 00:30
- 更新日時
- 2022/02/23 00:30
- 管理番号
- 北方 21-0055
- 質問
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解決
アイヌ民族が文字体系及び又は文字記載並びに記録と保管を有していたのかどうか知りたい。
- 回答
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アイヌ民族が文字を使用するようになったのは、明治時代以降、日本語による教育をはじめとするアイヌ民族の同化政策が進められてからのことで、その文字は日本語(漢字・ひらがななど)です。
回答資料1『ポン カンピソシ 1 イタク はなす』から抜粋
※ 北海道のホームページでも同様の記述がある。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/ass/new_ainugo.html
(北海道ホームページ?環境生活部?アイヌ政策推進局アイヌ政策課?アイヌ語とは)
p.1「アイヌ語の文字と表記」
アイヌ語は特定の文字で表記する方法が定まっていません。そのため、「アイヌ語には文字がない」といわれることも多いようです。しかし、大正時代のころからは、アイヌ自身がローマ字やひらがな、カタカナなどを用いてアイヌ語を書き残しています。
回答資料2『アイヌ文化の基礎知識』から抜萃
p.33「アイヌ民族に歴史はあるか」
アイヌの人々には、文字の記録がありません。(中略)シサム〔回答者注:和人のこと〕の側に残された記録を主に利用することになります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 民族学.文化人類学 (389 7版)
- 参考資料
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- 1 ポン カンピソシ 1 イタク はなす 北海道立アイヌ民族文化研究センター∥編 北海道 1996.3 ア.0/P/1
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2 アイヌ文化の基礎知識 アイヌ民族博物館?監修 草風館 2018.1 ア.0/A/イ
- キーワード
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- アイヌ
- 文字
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000312352