レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年12月03日
- 登録日時
- 2011/01/21 12:03
- 更新日時
- 2011/01/21 14:36
- 管理番号
- 福井県図-20101203-2
- 質問
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解決
青年海外協力隊の人の本はないか。→体験文集のようなものをお探しですか?と尋ねると→アフリカでは、子どもがカカオ豆の収穫にかりだされているが、子ども自身はカカオの価値を知らないので、悪い大人が不正に儲けているというような話を聞いたが、そういうことがわかる本はないか。
- 回答
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チョコレートの真実 キャロル・オフ/著 北村陽子/訳 2007.9 英治出版 ISBN: 978-4-86276-015-9(請求記号:588.3/オフ 資料コード:1015066903)をご紹介しました。
- 回答プロセス
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1.自館OPACを「青年海外協力隊」で検索→子ども室に『ビジュアルガイド*青年海外協力隊』(請求記号:333/ヒ)のシリーズがあったため、これを紹介。
2.紹介した本では不十分そうで、「子どもがカカオ豆をとりにいかされてるけど、カカオの価値を知らないから、だまされているということがわかる本」をお探しとのこと。
3.青年海外協力隊の本の周辺の書架を見る。→『現代の世界と日本を知ろう』5 請求記号:302/ケ)をみていて、フェアトレードというキーワードに行き当たる。
4.Webcat plus で、「フェアトレード カカオ」をキーワードに検索→『世界に広がるフェアトレード : このチョコレートが安心な理由』清水正著 2008.6 創成社新書 ISBN:9784794450265 がよさそうだが、当館では所蔵していない。
5.Googleで「フェアトレード カカオ 子ども 搾取 アフリカ 本」をキーワードに検索→「フェアトレード参考書籍/映画リスト」グローバル・ヴィレッジのサイト http://www.globalvillage.or.jp/fairtrade/reference.html を発見。このリストのうち、3冊がお探しの本に近かったが、当館で所蔵しているのは、『チョコレートの真実』だけだった。
・『チョコレートの真実』【著】キャロル・オフ 【翻訳】北村 陽子 【発行】英治出版
・『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。―児童労働者とよばれる2億1800万人の子どもたち』【著】岩附 由香、白木 朋子、水寄 僚子 【発行】合同出版
・『コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語―生産者を死に追いやるグローバル経済』【著】ジャン=ピエール ボリス 【翻訳】林 昌宏 【発行】作品社
関連質問:バレンタインのことがわかる子どもの本はあるか。→カカオからチョコレートができることが分かる本はないか。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588 8版)
- 経済政策.国際経済 (333 8版)
- 参考資料
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- 『チョコレートの真実』 キャロル・オフ/著 北村陽子/訳 2007.9 英治出版 ISBN: 978-4-86276-015-9 (当館資料コード:1015066903 請求記号:588.3/オフ)
- WebcatPlus http://webcatplus.nii.ac.jp/
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フェアトレード参考書籍/映画リスト(グローバル・ヴィレッジ)
http://www.globalvillage.or.jp/fairtrade/reference.html
- キーワード
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- カカオ
- 子ども
- 搾取
- フェアトレード
- チョコレート
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000076980