レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001/12/26
- 登録日時
- 2006/09/14 02:12
- 更新日時
- 2007/10/02 09:33
- 管理番号
- 埼浦-2001-077
- 質問
-
解決
旧日本軍の戦闘機や小銃の名称に用いられている数字(ゼロ戦・38式銃・99式銃など)は、何を起源に決められているのか。『世界大百科事典』によるとゼロ戦は紀元2600年に因み命名されたというが、それ以外はわからなかった。
- 回答
-
『日本陸海軍事典』p300-404〈兵器〉によると、○○式は明治・大正時代は年号で、昭和は皇紀の下1-2桁とのこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 国防史.事情.軍事史.事情 (392 9版)
- 語源.意味[語義] (812 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 兵器-日本
- 語源
- 年号
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
国士舘大学図書館よりコメントをいただく(2006/09/20)。以下、補足情報の本文。
少し補足致します。皇紀2600年(昭和15年・1945年)に制式化された兵器については、海軍が年号下1桁を使い「零式(レイシキ)」、陸軍は3桁、「百式」と称しました。例:海軍・零式艦上戦闘機 陸軍:百式輸送機など。海軍零式艦上戦闘機を「ゼロ戦」と称するのは、米軍が呼んだ「Zero fighter」からきた戦後の通称です。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000030629