レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 東京学芸大学学校図書館運営専門委員会 (5400002) | 管理番号 (Control number) | A0052 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2010年12月14日 | 登録日時 (Registration date) | 2014年03月27日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2014年12月13日 23時28分 | ||||
質問 (Question) | 夏目漱石の「こころ」を多面的に読み取る資料がほしい。(高校2年生の国語の授業) 今までは、物語として読み解いていてた夏目漱石の「こころ」をいろいろな角度から分析するという形で取り上げてみたい。 以下の内容を扱う 1.出版文化史の中での「こころ」 2.訓読みの特徴 3.外来語の表記 4.仮名遣いの特徴 5.語彙使用の現代との相違 6.「坊っちゃん」と「こころ」の文体の違い | ||||||||
回答 (Answer) | 【提示資料】 ・『新聞記者夏目漱石』(牧村健一郎著 平凡社 2005年) 夏目漱石は新聞記者だった。数々の名作は新聞連載をへて生まれ、漱石が現代の新聞、文芸欄に与えた影響は大きい。人々にどのような形で小説はとどけられ、新聞は小説をどのように育てたか、新聞記者漱石の側面から読み解く本 ・『日清・日露戦争』(海野福著 集英社 1992年) 夏目漱石が生きた時代を政治、文化、産業等幅広く理解できる。富国強兵の時代において漱石はどのように考え、行動したか。 ・『岩波講座 日本語9語彙と意味』(宮島達男著 1977年) 語彙使用、語彙の変化、外来語の表記の移り変わりなど、当然だと思っていた単語がいかに造られ変化し定着するかが理解できる本。 | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | 公開授業の一環として行い、最終的に公開授業での生徒発表へとつなげたいとのことだった。 今までは、物語として読み解いていた夏目漱石の「こころ」をいろいろな角度から分析するという形で取り上げてみたい、との要望に応え、資料も文学、歴史、言語、社会文化と多岐にわたるものを準備し、多面的な角度から漱石とその時代を具体的に扱えるよう配慮した。 | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 教材 | 質問者区分 (Category of questioner) | 教員 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000151307 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |