1890年のイギリスで女性の毛髪がいくら程度で売れたか（典拠がはっきりしているもの）

典拠を見つけることができず、1890年代イギリスの歴史や風俗に関する図書を紹介。

OPACでkw：頭髪、毛髪 等、鬘を含めた髪に関するキーワードでは情報となる資料なし。
kw：イギリス　歴史　19世紀 等で資料をピックアップし、該当分類、ファッションに関連する分類をブラウジング。
　NDC：230、233（イギリス　歴史）
　　　 361.84、361.85（社会学 階級）、367（家庭）
　　　 383.5（髪型、化粧史）、384.6（婦人の生活）
　　　 595（美容）
資料を閲覧するが、毛髪の売買に関する記載の資料なし。

Google検索も同様に行うが見つからず。

髪を売るシーンが出てくる小説を紹介したブログにて、
『若草物語』『賢者の贈り物』『レ・ミゼラブル』
の三作品が紹介されていた。
三作品ともイギリスの作品ではない。
（『若草物語』『賢者の贈り物』アメリカ、『レ・ミゼラブル』フランス）
　「こんにちは、アン VS 赤毛のまぐS/Nねっと」
　2010-08-02 22:05:04 髪の毛を売るシーンがでてくる小説を集めてみた
　 http://ameblo.jp/pa2222/entry-10608424177.html

ここまでの調査内容を質問者へ回答。引き続きの調査を希望。
（回答時の紹介資料詳細は参考資料欄に記載　備考：①）
質問の情報源はマンガ『エマ』（森薫）で、
『エマ』に髪を売るシーンがあったかどうかは覚えていないということだが、
時代考証をよくされている作品として有名なのでどこかに文献があるのではないかということだった。

Google検索で『エマ』について確認。
単行本ごとに参考文献が記載されていることは分かったが、内容までは調べられず。
（『エマ』森薫著　エンターブレイン (Beam comix)全10巻）

OPAC・ブラウジング・Google検索でヴィクトリア時代・女性・髪・歴史に関する資料を検索。
ここでも頭髪の売買に関する記載は見つけられなかった。
見つからなかったこと、閲覧した資料に記載されている参考文献等が役立つかもしれないことを回答。
（回答時の紹介資料詳細は参考資料欄に記載　備考：②）
　（参考文献の例）
　『路地裏の大英帝国 : イギリス都市生活史』p.359-352 文献案内
　『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう』巻末p18-26 参考文献

質屋に関する資料や洋書には載ってないかということだったが、どちらも所蔵資料に掲載なし。