レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年6月29日
- 登録日時
- 2006/07/21 13:09
- 更新日時
- 2006/07/21 17:16
- 管理番号
- 青山学院大学本館-3
- 質問
-
解決
「ごぼう焼いておっつける」という歌詞のある童謡(黄表紙「猿蟹遠昔噺」の中にこのフレーズがある)がこの曲名、由来などが知りたい。
- 回答
-
遠野のはやし唄「泣きびっちょ」で始まるわらべ唄に
猿のけっつぁ まっ赤か まか
牛蒡やえで ぶっつけろ
というフレーズがある。
解説として「それでもまだ泣き止まない子をからかって、猿のお尻のように、泣いて怒っているお前の顔も赤くて醜いぞ、こうはやしたてた。機嫌の悪いお前も畑のごぼうもいくら焼いたって食えない、食えないものは見たくもないということ。怒った後もごぼうを食った後も腹が張るだろう、だから腹が張ったら屁をしてすっきりしろとからかうのだ。」とあった。
- 回答プロセス
-
Googleで”ごぼう””わらべうた”を入力して検索。
わらべうた 光への旅というHPに遠野のはやし唄として「なきびっちょ」(泣き虫の唄)が紹介されていた。
さらに当館所蔵の図書『遠野のわらべ唄』(伊丹政太郎著、岩波書店 1992)にもはやし唄の項に詳しい説明があった。
- 事前調査事項
-
『日本童謡事典』を見てみたが、フレーズの一部しか分からないので調べられなかった。
- NDC
-
- 社会科学 (3 9版)
- 参考資料
-
- 『遠野のわらべ唄』(伊丹政太郎著、岩波書店 1992)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査、文献紹介
- 内容種別
- わらべ唄
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000029642