レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/01/31
- 登録日時
- 2016/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M16013115577404
- 質問
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公立学校教員は恩給を今ももらっているのか。
- 回答
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①によると、公立学校の教員には、古くから市町村立小学校教員退穏料及遺族扶助料法や府県立師範学校長俸給並公立学校職員退穏料及遺族扶助料法による恩給の制度があったが、大正十二年十月一日に恩給法が施行され、公立学校教員は待遇官吏(後の官吏)として恩給法の中に吸収された。この体制がずっと戦後まで続いたが、新憲法の要請から公立学校教員は地方公共団体の職員として再編成され、保障を受けるようになったとある。
また②によると、昭和37年9月8日、地方公務員共済組合法により地方公務員は新しい年金制度である共済組合制度に移行することになった。この結果、恩給法の対象となる者は、共済制度に移行する前に退職した公務員及び旧軍人とこれらの遺族に限られることとなったとある。
したがって、現在では公立校教員は恩給をもらうことはない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 行政 (317 9版)
- 参考資料
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①内藤 誉三郎 編『教員の資格給与恩給詳解』 金子書房,1956,369p. 参照はp.194-195.
②恩給120年の歩み編集委員会 編集『恩給120年の歩み』 総務庁恩給局,1995,76p. 参照はp.23.
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①内藤 誉三郎 編『教員の資格給与恩給詳解』 金子書房,1956,369p. 参照はp.194-195.
- キーワード
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- 教育
- 恩給
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016013115584677404
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000189938