レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/07/25
- 登録日時
- 2023/05/26 00:30
- 更新日時
- 2023/05/26 10:39
- 管理番号
- 所沢本-2023-004
- 質問
-
解決
所沢市の三八(さんぱち)の市について知りたい。
- 回答
-
以下の資料に記述があります。
〇『ふるさと所沢早わかり本』 [所沢市]生涯学習推進センターふるさと研究グループ/編 所沢市教育委員会 2014年
○『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2020年
〇『所沢市史 上』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市 1991年
〇『所沢史話』 内野弘/著 所沢市教育委員会 1974年
〇『こども広報ところざわ No1~42』 所沢市企画部秘書広報課/編 所沢市企画部秘書広報課 1971-1978年
- 回答プロセス
-
1.所蔵資料の内容確認
○『ふるさと所沢早わかり本』 [所沢市]生涯学習推進センターふるさと研究グループ/編 所沢市教育委員会 2014年
p7「三八の市と所沢の町場」の項目あり。
○『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2020年
p56-57「宿と三八市の成立」の項目あり。
○『所沢市史 上』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市 1991年
p541-542「成立当時の市の様子や商品の種類、商人の詳しい構成などは明らかではないが、三の日の三斎市、すなわち三日・十三日・二十三日と月に三回開催されたようである。のち近世中期には三・八の六斎市へと拡大し、三日・八日・十三日・十八日・二十三日・二十八日と開催され、鰯・小鰹・鯖・鰊などの塩魚や干物類、木綿・古着・古布団などの衣類、古椀や古道具などが売買されたという。」と記述あり。
2.後日調査の追加事項
〇『所沢史話』 内野弘/著 所沢市教育委員会 1974年
p105-110「市のはじまり」の項目あり。
〇『こども広報ところざわ No1~42 所沢市企画部秘書広報課/編 所沢市企画部秘書広報課 1971-1978年
こども広報ところざわ No14 p5「所沢の歴史 (13)所沢の市」の項目あり。以下の記述あり。
「(前略)この市は、明和(一七六三~七一)ごろになるとますます栄え、今まで毎月三のつく日だけだったのが、八のつく日も開かれて月六回になり「三八の市」と呼ばれるもとができました。そして市の日には、所沢のまわりの村や町から多くの人たちが集まり、まちはたいへんにぎわいました。(原文ママ)」と記述あり。
こども広報ところざわ No29 p5「昔のところざわ (2)三・八の市」の項目あり。以下の記述あり。
「(前略)所沢周辺の志木清瀬、田無、越生、青梅などでもいろいろな状態で市が開かれていました。一・六、二・七、三・八というように月に六日間行われました。ここ所沢でも、今から約三百年前から市が開かれたことがわかっています。最初は三の日だけでしたが、やがて八の日にも開かれることになり三・八の市と呼ばれるようになりました。」と記述あり。
3.記載のなかった資料
×『新編ところざわ史話』 根岸茂夫[ほか]/執筆 所沢市 1992年
×『ふるさと所沢』 第1集-第2集合冊 所沢市企画部広報広聴課編 所沢所沢市企画部広報広聴課 1987年
×『所沢-魅力・不思議発見』 さいたま民俗文化研究所/企画・編集 さいたま民俗文化研究所 2022年
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
-
- ふるさと所沢早わかり本 [所沢市]生涯学習推進センターふるさと研究グループ/編 所沢市教育委員会 2014.1 213.4
- ところざわ歴史物語 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2020.11 213.4
- 所沢市史 上 所沢市史編さん委員会/編 所沢市 1991 213.4
- 所沢史話 内野弘/著 所沢市教育委員会 1974.3 213.4
- こども広報ところざわ No1~42 所沢市企画部秘書広報課/編 所沢市企画部秘書広報課 1971-1978 090
- キーワード
-
- 三八の市
- 三八市
- 三斎市
- 六斎市
- 所沢
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000333563