レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年08月09日
- 登録日時
- 2023/01/19 18:12
- 更新日時
- 2023/05/03 11:20
- 管理番号
- 相橋-R4-36
- 質問
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解決
神奈川県相模原市緑区橋本にある戦没者の慰霊碑の場所が知りたい。
- 回答
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橋本2-7-9(旧相原村)(橋本2丁目交差点角専有地)」に「戦歿従軍記念碑」「忠魂碑」「表忠碑」がある。
- 回答プロセス
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調べものコーナー郷土の書架をブラウジングしたところ、以下の資料が見つかった。
①『相模原市史 現代通史編』 相模原市教育委員会教育局生涯学習部博物館/編 相模原市 201103 (自館請求記号:K1-21)
p224「第3章 相模原の戦後改革 第5節 相模原への帰還と慰霊 戦後の建碑」の項に、「表3-17 戦前戦後建碑表」に、「橋本2-7-9(旧相原村)(橋本2丁目交差点角専有地)」に「戦歿従軍記念碑」「忠魂碑」「表忠碑」の記載あり。
「戦歿従軍記念碑」は「1909年12月建立、建立者は相原村、戦没者8柱」
「忠魂碑」は「1955年1月13日建立、建立者は橋本地区忠魂碑建設委員会、満州事変以降の戦没者226柱」
「表忠碑」は「1909年12月建立、建立者は相原村」との記載あり。
p230-231「第3章 相模原の戦後改革 コラム7 忠魂碑・忠霊塔・慰霊碑いろいろ」の項に、「-前略- 本文でも触れたように、戦前の忠霊塔・忠魂碑の施設は終戦直後撤去の対象となった時期があったが、関係者や周辺住民らの努力により保管され、現在まで伝えられている場合も多い。ただ戦前の碑と戦後の碑が最初から同じ空間に建立されたとは限らない。例えば、橋本二丁目交差点付近にある表忠碑(一九〇九年)と忠魂碑(五五年)は四六年の歳月を隔てて建立され、現在では同じ空間に存在しているが、その建立目的は微妙に異なっており、設置あるいは移設経緯も不詳である。黙して語らない貴重な石の[碑]から、相模原の歴史を語らせるためには、もう少し時間がかかりそうである。」との記載あり。
②『住宅地図 相模原市 1 緑区①[橋本]』 ゼンリン 202207 (自館請求記号:K1-29)
p18右に「表忠碑」「忠魂碑」の記載と地図記号あり。
①②を提供した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210)
- 参考資料
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- 『相模原市史 現代通史編』 相模原市教育委員会教育局生涯学習部博物館/編 相模原市 2011
- 『住宅地図 相模原市 1 緑区①[橋本]』 ゼンリン 2022
- キーワード
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- 戦後
- 慰霊碑
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000327630