レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1965年01月01日
- 登録日時
- 2011/12/14 02:00
- 更新日時
- 2014/09/04 00:30
- 管理番号
- 10-3A-201112-15
- 質問
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解決
大阪三品取引所について知りたい。
- 回答
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大阪三品取引所は明治28年2月21日に開業。わが国随一の繊維商品取引所として、最初綿糸・木綿(もめん)・綿花の三品を取り引きしたのでこの名がある。昭和40年当時は綿糸・綿花・人絹糸を上場していた。
大阪三品取引所についての簡単な説明は、 『大阪ガイド』( 牧村 史陽/著 東京法令出版,1961.9)P.46、 『大辞典 3・4 イム-オサン』 (平凡社,1953)P.327などにあるが、設立のいきさつ、組織、明治・大正期の活動状況などについては 『東区史 3 経済篇』( 大阪市東区法円坂町外百五十七箇 町区会/編 大阪市東区役所,1941)P.627-634、『明治大正大阪市史 第3巻 経済篇 中』(大阪市役所/編纂 日本評論社,1934)P.643-653に詳しく述べられている。昭和期の活動状況などについては、 『昭和大阪市史 第4巻 経済篇 中』( 大阪市役所/編集 大阪市役所,1953)P.388-424、 『昭和大阪市史 続編 第4巻 経済編 中』 (大阪市役所/編集 大阪市役所,1965)P.224-230などが参考になる。
2012.3.4追加
商用データベース 「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)(事典・辞書等)」を“三品取引所”で検索。
戦後の大阪三品取引所については、
「1951年に商品取引所法(昭和25年法律第239号)に基づく取引所として再開された。その後、1984年に大阪化学繊維取引所(1950年設立)と統合して大阪繊維取引所となり、さらに1997年(平成9)に神戸ゴム取引所(1952年設立)と統合して大阪商品取引所となった。その後、2007年(平成19)には中部商品取引所と統合して中部大阪商品取引所となり、その大阪取引センターとしてゴム、天然ゴム、アルミニウム、ニッケル、石油等の先物取引を行っている。」とある。(日本大百科全書(ニッポニカ))
商用データベース「日経テレコン21(日経四紙記事)」を“中部大阪商品取引所”で検索。
「中部大阪商取が解散、60年の歴史に幕。」(2011/02/01 日本経済新聞 朝刊 28ページ)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813 9版)
- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
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- 当館書誌ID <0080258939> 大阪ガイド 牧村 史陽/著 東京法令出版 1961.9
- 当館書誌ID <0080113728> 大辞典 3・4 イム-オサン 平凡社 1953
- 当館書誌ID <0080249865> 東区史 3 経済篇 大阪市東区法円坂町外百五十七箇 町区会/編 大阪市東区役所 1941
- 当館書誌ID <0070004808> 昭和大阪市史 第4巻 経済篇 中 大阪市役所/編集 大阪市役所 1953
- 当館書誌ID <0070004815> 昭和大阪市史 続編 第4巻 経済編 中 大阪市役所/編集 大阪市役所 1965
- 『明治大正大阪市史第3巻 経済篇中』 大阪市役所/編纂 日本評論社,1934<当館書誌ID:0070004821>
- 商用データベース 「Japan Knowledge(ジャパンナレッジ)(事典・辞書等)」
- 商用データベース「日経テレコン21(日経四紙記事)」
- キーワード
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- 大阪三品取引所
- 大阪繊維取引所
- 大阪商品取引所
- 中部大阪商品取引所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『昭和40年 大阪市立中央図書館 調査相談の記録3』より作成
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000097750