レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年02月08日
- 登録日時
- 2015/02/08 16:55
- 更新日時
- 2015/07/03 14:48
- 管理番号
- 神戸図-792
- 質問
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解決
古事記に以下のような記述がある。
「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が死んだときに四首の和歌が歌われた。今でも天皇がなくなったときにはそれが歌われる」
現在でも天皇がなくなったときにこれらの和歌は歌われているのか?
- 回答
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#国偲歌あるいは国思歌とは異なる。
上田正昭『日本武尊』p.206にこれらの和歌を「大御葬(おおみはふり)の歌」と呼んでいる。
『皇室事典』p.419で「大御葬歌」から「誄歌(るいか)」に誘導される。
『国史大辞典』14巻p.679「誄歌」および、『雅楽事典』「誄歌」の項目には、「明治天皇葬儀のときに、宮内省楽部によって再興された雅楽の演目」という説明があり。大正・昭和天皇のときに奏されたかどうかは記載なし。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 8版)
- 邦楽 (768 8版)
- 参考資料
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- 上田正昭『日本武尊』吉川弘文館 (PV:0000215197)
- 『皇室事典』角川学芸出版 (PV:7200092364)
- 『国史大辞典』14巻 (PV:0005179727)
- 『雅楽事典』音楽之友社 (PV:0005062101)
- キーワード
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- ヤマトタケルノミコト
- ヤマトタケル
- 日本武尊
- 国偲び歌
- 国偲歌
- 国思歌
- 大御葬の歌
- 大御葬歌
- 誄歌
- 古事記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000167386