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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000239550
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
0C18005045
事例作成日
(Creation date)
2008年04月03日登録日時
(Registration date)
2018年07月26日 00時30分更新日時
(Last update)
2018年11月22日 00時30分
質問
(Question)
「琵琶湖哀歌」について解説が載ったものがあれば見たい。
回答
(Answer)
次の資料に記述がありました。

『年表 昭和の事件・事故史』(小林 修/著 東方出版, 1989.9) p.40 「Ⅲ海難事故 レジャー船の事故」の項に、「16・4・6〔金沢市の第4高等学校短艇部ボート〕琵琶湖今津、大津間往復練習の帰途、強風と波浪のために萩の浜沖で11人全員遭難。(中略)「琵琶湖哀歌」で知られる」とあります。

商用データベース「JapanKnowledge 日本大百科全書」 の「比良八荒(ひらはっこう)」の項に、「『琵琶湖哀歌』で有名な四高(現在の金沢大学)ボート部の遭難(1941年4月6日)は、この比良八荒によるものである。(中略)今津港を出たボートは急変した天気に木の葉のように翻弄され、11名が萩の浜(高島町)沖で波間に消えた」とあります。

『いつも歌謡曲があった : 百年の日本人の歌』 (雑喉 潤/著 新潮社, 1983.6) p.169「第三章 明治の演歌から昭和の歌謡曲まで」に「悲しい遭難の記録は、昭和十六年四月、琵琶湖でボート訓練中の旧制高校、第四高等学校生徒八人だった。(中略)十六年六月にレコードが「琵琶湖哀歌」と題して発表された。」とあります。

『うたのいしぶみ : 文学紀行 2』 (松尾 健司/著 : ゆまにて, 1977) p.232-233 「『琵琶湖哀歌』はかつて現実にこの湖上で起こった四高(現・金沢大)のボート遭難事故を歌ったもので、若人の夢と希望に溢れた三高の『琵琶湖就航の歌』と、対称的な存在となっている。」とあります。あわせて事故の概略と歌詞の記載があり、「当時新聞紙上を大きく賑わしたものであるが、いま萩の浜水泳場の一角に遭難慰霊碑が建てられている。」とあります。

『謎とき名作童謡の誕生』(上田 信道/著 平凡社, 2002.12) p.162-163「唄が有名にした水難事故」の項に、「翌四一年四月六日には、第四高等学校(現・金沢大学)のボートが琵琶湖で沈没し、一一人全員が亡くなっています。(中略)また、哀悼歌『琵琶湖哀歌』(奥野椰子夫・作詞/菊池博・作曲)は、東海林太郎と小笠原美都子のデュエットでテイチクからレコードが発売され、この年のヒット作となりました。」とあります。

商用データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」朝日新聞(紙面:石川)1999年9月14日朝刊26面
「1941年4高ボート部員遭難(いしかわ百年百話:31)」の記事があります。事故の概要のほか、流行歌で友人の死を悼むのは不謹慎であるとして、四高生たちは、在校生が作詞した「四高漕艇班遭難追悼歌」を慰霊祭やボート部の練習後に歌ったエピソードなどが紹介されています。

商用データベース「産経新聞データベース 」1999年6月12日東京夕刊・エンタ2面
「【歌めくり人めぐり】『琵琶湖哀歌』山本和美 伝承半世紀再び全国へ」の記事があります。事故の概要を紹介した後、「全国的なニュースとなった悲劇を悼む歌を作ろうということになり、二つの曲が下敷きにされた。(中略)「琵琶湖就航の歌」。(中略)「七里ヶ浜の哀歌」である。」とあります。
回答プロセス
(Answering process)
1.当館商用データベース「JapanKnowledge」を“琵琶湖哀歌”で検索。日本大百科全書で資料1が見つかる。
2.google booksを“琵琶湖哀歌”で検索。資料2、3、4が見つかる。
3.当館商用データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」を“琵琶湖哀歌”で検索。資料5が見つかる。
4.当館商用データベース「産経新聞データベース 」を“琵琶湖哀歌”で検索。資料6が見つかる。
5.事故の関係からブラウジングで日本史年表事件史を確認。資料7が見つかる。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
声楽  (767 9版)
日本史  (210 9版)
参考資料
(Reference materials)
当館書誌ID <0000215199>  年表 昭和の事件・事故史 小林 修/著 東方出版 1989.9 9784885912207 (資料7)
当館書誌ID <0070033429>  いつも歌謡曲があった -百年の日本人の歌- 雑喉 潤/著 新潮社 1983.6 9784103466017 (資料2)
当館書誌ID <0080228666>  うたのいしぶみ -文学紀行- 2 唱歌集(日本歌謡碑大系 2) 松尾 健司/著 ゆまにて 1977  (資料3)
当館書誌ID <0010436080>  謎とき名作童謡の誕生(平凡社新書 165) 上田 信道/著 平凡社 2002.12 9784582851656 (資料4)
商用データベース「JapanKnowledge」 (2018.7.6確認) (資料1)
商用データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」(2018.7.6確認) (資料5)
商用データベース「産経新聞データベース 」(2018.7.6確認) (資料6)
キーワード
(Keywords)
琵琶湖
ボート
事故
水難事故
琵琶湖哀歌
四高漕艇班遭難追悼歌
歌謡曲
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000239550解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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