レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999/10/29
- 登録日時
- 2005/02/11 02:56
- 更新日時
- 2008/02/25 09:51
- 管理番号
- 埼浦-1999-063
- 質問
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解決
覚醒(剤)作用のある植物(大麻など)は弥生時代にあったのか。自生種か渡来種だったのか。また、麻薬(作用のある植物)としての使われ方について書かれた資料を探している。
- 回答
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『月刊文化財 368号 (1994.5)』所収の「新嘗祭の起源を探る-祭祀の御調度としての大麻製品からの考察」があり。『江戸の本草』『麻薬の科学』をあわせて提供したが、専門的な記述は見あたらなかった。
- 回答プロセス
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〈宗教〉〈民俗〉分野から資料を探したが該当なし。
〈歴史〉から『日本考古学辞典』〈麻(大麻)〉の項参照。
〈植物〉から『図説草木名彙辞典』〈芥子〉〈罌粟〉〈麻〉の項参照。
『原色和漢薬図鑑 上』〈麻子仁〉〈中国および日本の本草〉〈中国主要本草書一覧〉〈日本の本草〉の項があり。
『雑誌記事索引』を〈大麻〉で検索すると『月刊文化財 368号 ('94.5)』所収の「新嘗祭の起源を探る-祭祀の御調度としての大麻製品からの考察」がわかった。同じく〈弥生時代〉で検索すると『国立歴史民俗博物館研究報告 72('97)』所収の「関東平野における弥生時代以降の植生史と人間活動」がヒットし、参考になると思われる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 薬学 (499 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 布目順郎「新嘗祭の起源を探る-祭祀の御調度としての大麻製品からの考察」(『月刊文化財 368号 (1994.5)』)
- キーワード
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- 植物
- 植物生薬
- 本草学
- たいま
- 麻薬
- 弥生時代-日本-歴史
- 考古学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000019507