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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
兵庫県立図書館 (2110027)管理番号
(Control number)
611
事例作成日
(Creation date)
2019年11月11日登録日時
(Registration date)
2019年12月14日 17時48分更新日時
(Last update)
2020年03月14日 15時21分
質問
(Question)
一石一字塔の全国建立の分布がわかるものはないか。
また、一石一字塔建立の起源、由来などを知りたい。
回答
(Answer)
下記の資料を紹介した。

①『全国石仏石神大事典』(兵庫県立図書館請求記号:718.4/69)
p50-51 一字一石塔

②『国史大辞典 1』(210.03/43/1)
p635 一字一石経
「…いつごろからこのような埋経が行われるようになったかは明らかでないが、遺物に即してみる限り南北朝時代以後のことと推察され、…」

③『仏教考古学講座 第6巻 経典・経塚』(180.2/71/6)
p95-96 六、礫石経
「石ころに経典を書写したもので、一つの石に一字づつ書写したものが多いところから一字一石経とも呼ばれている。…」
p159 -164 六、礫石経経塚
「礫石経については、その発見例が必ずしも少なくなく、また江戸時代の地誌などにもその記録が多く散見しているにもかかわらず、今日まだ実質的な調査研究は十分行われていないといってよい。」
p183-193  経塚の分布について記載があります。

④『経塚地名総覧』(210.02/243)
平安時代から江戸時代末期までの間に営造された経塚の地名が各都道府県別に書かれています。
このうち、収められた経典が「礫石経」となっているものがあります。
塚に石塔があるかは書かれていません。

⑤『石仏と石塔』(709.1/129/8)
p78-79 ◆一字一石供養塔 埼玉県にある一字一石供養塔について記載があります。

⑥『石仏調査ハンドブック』(718.4/36)
p252-253 一字一石塔 「…一字一石経の風習は、文献的には『読史愚抄』の永享元年(一四二九)七月十六日の条に「一字一石法華経書く」と記されており、…」

⑦『兵庫の経塚』(216.4/61)
p4 経塚の造営 「また、江戸時代にはいると、経文を1個の石に1文字ずつ書写して埋めた一字一石経の経塚が庶民の間で行われるようになった。」

⑧『江戸の祈り 信仰と願望』(210.5/542)
p113-144 礫石経埋納と地鎮・鎮檀
p113 はじめに 「…このうち、礫石経は中世に出現してはいるものの、その盛行は江戸時代である。一石に経文を一字ずつ書写した一字一石経と、複数時の経文を書き連ねた多字一石経とがあるが、…」「…礫石経の埋納形態には、土坑に直接埋納するもの、甕などの容器に納めてから埋納するもの、横穴・洞窟を利用するもの、寺社の堂宇の床下に納めるもの、寺社の境内地の一隅に囲いを作って納めるものなどがある。…」
   
≪ 国立国会図書館デジタルコレクション ≫
◇『都筑の丘に拾ふ. 続篇』戸倉英太郎 著 さつき 1955 さつき叢書(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3013462
176-178コマ(p306-308) 一字一石塔
平安時代から行われた埋経の一種であることや、埋経の起源と変遷などについて記載があります。

◇『考古学論究. (3)』立正大学考古学会 編 立正大学考古学会 1994-03(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4426649
5-71コマ(巻頭-p128) 特集・礫石経の世界
・ 巻頭言 礫石経の課題
・ 礫石経研究序説 / 松原典明/p1~29
・ 礫石経の地域相 北海道 / 長谷山隆博/p31~36
・ 礫石経の地域相 東北 / 白岩賢一郎/p37~41
・ 礫石経の地域相 関東・甲信越 / 松原典明/p42~59
・ 礫石経の地域相 北陸 / 垣内光次郎/p60~67
・ 礫石経の地域相 東海 / 駒田利治/p68~75
・ 礫石経の地域相 近畿 / 三好義三/p76~81
・ 礫石経の地域相 中国 / 是光吉基/p82~87
・ 礫石経の地域相 四国 / 岡本桂典/p88~96
・ 礫石経の地域相 九州・沖縄 / 渋谷忠章/p97~104
・ 礫石経地名表(稿) / 松原典明編/p105~122
・ 礫石経関係主要文献目録 / 松原典明編/p123~128


【調査済資料】
⑨『仏教考古学講座 第3巻 塔・塔婆』(180.2/71/3)
⑩『日本石造物辞典』(714/60)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
哲学  (1)
日本史  (21)
芸術  (7)
参考資料
(Reference materials)
①中山慧照 著 , 大竹伸宜 編 , 中山, 慧照, 1925- , 大竹, 伸宜, 1932-. 全国石仏石神大事典. リッチマインド出版事業部, 1990.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002100650-00
②国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第1巻 (あーい). 吉川弘文館, 1979.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001403293-00
③石田, 茂作, 1894-1977. 仏教考古学講座 第6巻 (経典・経塚) 新版. 雄山閣出版, 1977.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001330841-00
④関秀夫 著 , 関, 秀夫, 1934-. 経塚地名総覧. ニュー・サイエンス社, 1984. (考古学ライブラリー ; 24)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001721590-00
⑤石井進, 水藤真 監修 , 石井, 進, 1931-2001 , 水藤, 真, 1945-. 石仏と石塔. 山川出版社, 2001. (文化財探訪クラブ ; 8)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002975179-00 , ISBN 4634222809
⑥石川博司 [ほか]共著 , 石川, 博司, 1934-. 石仏調査ハンドブック. 雄山閣出版, 1981.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001497306-00 , ISBN 4639000375
⑦兵庫県立歴史博物館 編 , 兵庫県立歴史博物館. 兵庫の経塚. 兵庫県立歴史博物館, 1992. (博物館普及資料 ; 第10集)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002198333-00
⑧江戸遺跡研究会 編 , 江戸遺跡研究会. 江戸の祈り : 信仰と願望. 吉川弘文館, 2004.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007539172-00 , ISBN 4642033947
⑨石田, 茂作, 1894-1977. 仏教考古学講座 第3巻 (塔・塔婆) 新版. 雄山閣出版, 1976.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001234198-00
⑩日本石造物辞典編集委員会 編. 日本石造物辞典. 吉川弘文館, 2012.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024066636-00 , ISBN 9784642014663
キーワード
(Keywords)
仏教
石仏
一字一石塔
一字一石経
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000270276解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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