レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 京都女子大学附属小学校図書館 (5300001) | 管理番号 (Control number) | 2014-044 | ||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2014年06月04日 | 登録日時 (Registration date) | 2014年10月21日 10時28分 | 更新日時 (Last update) | 2014年11月24日 10時48分 | ||||||||
質問 (Question) | 小学校5年生国語単元「百年後のふるさとを守る」で伝記を勉強しますが、 導入に伝記のブックトークをお願いします。(教科担任) | ||||||||||||
回答 (Answer) | この学年の児童の顔ぶれを確認し、興味を抱いてもらえるような人物を中心に、 タイムリーな話題を盛り込みながら、ブックトークを行った。 | ||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 伝記をテーマにブックトークをとのご依頼であるが、歴史上の人物や偉人の紹介に いきなり入ることは、この学年の児童には不向きだと判断した。 ちょうどサッカーのワールドカップが開催されているこの時期に、サッカー選手の 幼少の頃から今日までの心と身体の成長などのような、身近な物語をまずは語って 親近感を持ってもらおうと考えた。 「N選手は、ちょうどみなさんくらいの頃に、ちょっとわんぱくで、お母さんは しょっちゅう学校に呼ばれていらっしゃったらしいですよ。」と、本に書かれているエピソードを 紹介し、「どうやって、今のような一流選手になっていかれたんでしょうね?」 「今では、『人生は一度きりだから、挑戦したいと思っています。』という素敵な 言葉がこの本に書かれていますよ。」 「どんな出会いや出来事がN選手にあったのでしょうね。」と言うと、 こどもたちの瞳は輝き、その本に釘付けになり、読んでみたいと殺到した。 児童の目線で、身近な人物からブックトークに入り、最終的に本単元の主人公である 濱口儀兵衛のような歴史に名を残す偉人について触れた。 そして、これらの偉人伝はけっして遠い別世界のことではなく、今を生きるこどもたちの 心の栄養となり、自分のこれからの生き方に取り入れてほしいのだと伝える。 「百年後、みなさんも小学校の伝記の授業で取り上げられる人物になっているかも・・・」と 伝え締めくくった。 | ||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||||
備考 (Notes) | |||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 国語 | 質問者区分 (Category of questioner) | 教員 | ||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000161244 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |