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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000185865
提供館
(Library)
尼崎市立地域研究史料館 (5000006)管理番号
(Control number)
092
事例作成日
(Creation date)
2015/12/17登録日時
(Registration date)
2015年12月17日 14時11分更新日時
(Last update)
2015年12月17日 19時10分
質問
(Question)
尼崎市域の墓地の、歴史的変遷について知りたい。
回答
(Answer)
 現尼崎市域に過去に存在した墓地は、近世尼崎城下の墓地と、それ以外の近世村の墓地にわかれます。これに加えて、近代以降の移転や新設により整備された墓地があります。

 このうち近世尼崎城下の墓地は、町の東西の入り口に位置した西墓(竹谷新田字東浜新田)と東墓(杭瀬字松ヶ下)、初島墓の3か所でした。
 町なかの西墓・東墓火葬場が衛生上問題視されたことなどから、大正2年(1913)3月、尼崎士族団が尼崎葬儀(株)を創設し、西難波字下小フケ(現西難波町2丁目)に火葬場を新設して、同年10月27日に稼働を開始しました。大正14年には市が同地に西難波墓地を新設し、西墓を移転しました。
 一方東墓は、大日本紡績の土地買収・工場増築のため大正5年に杭瀬字見立新田(現杭瀬南新町4丁目)の現在地に移転しました。同地にある残念さんの墓(幕末、禁門の変の際京都より逃れてきたところ捕縛され、自害した長州藩士山本文之助の墓)も、このとき東墓とともに移転しました。
 昭和25年(1950)、市は新たに弥生ヶ丘斎場(弥生ヶ丘町)を設置しますが、西難波墓地の火葬場も昭和45年6月まで存続しました。

 こういった一連の流れは、『尼崎地域史事典』、同Web版"apedia"(項目「火葬場」)などにより調べることができます。
 また、市域の近世村(旧大字)の集落ごとにある墓地は、旧来の場所から移されず、そのまま町なかに残っているところも多くあります。
回答プロセス
(Answering process)
1 城下町・尼崎町の墓地の変遷を記述した文献・webサイト

◆『尼崎地域史事典』p102~103/Web版尼崎地域史事典"apedia" 項目「火葬場」

2 尼崎市域の墓地の位置を示す参考文献

◆『尼崎現勢史』(土井源友堂、大正5.9[1916.9])「火葬場」p193~196
◆『尼崎志』(尼崎市、昭和5.5[1930.5])「墓所」p709~712
旧尼崎町の墓地に関する記述がある。

◆『大庄村誌』(大庄村教育調査会、昭和17.6[1942.6])
「社寺」のうち「祠堂・塚・墓地」の項目(墓地(濱新田))p263
◆『改訂増補 小田のしるべ』(小田村役場、大正13.12[1924.12])
「部落有財産」p172~174
各集落にある墓地に関する記述がある。

3 墓地の位置を示した地図

◆昭和39年3月「尼崎市墓位置図」(原図は昭和37尼崎市都市計画図)
◆昭和39年3月「神社・寺院・斎場・墓地の位置図」(同上)
◆昭和39年3月「墓地位置図」(同上)
◆『尼崎市史』第3巻付図(明治42年)
◆「尼崎市街明細全図」(大正5年12月)

4 墓地に関する行政資料

◆「尼崎市総合計画基礎調査結果報告書」
「墓地計画」(p128~)の項に、市内墓地の面積・碑数一覧表、地図がある。墓地の需要予測などの分析がある。

◆「総合計画策定資料 No.8」
「3-b 墓地計画」(p57~、p77に図面)の項目に番号・所有者・所在地・坪数・碑数をまとめた一覧表がある。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地方自治.地方行政  (318)
近畿地方  (216)
日本  (291)
参考資料
(Reference materials)
尼崎市立地域研究史料館 編 , 尼崎市立地域研究史料館. 尼崎地域史事典. 尼崎市, 1996. (219/A/ア)
富田玆嘉, 前川佐雄 編 , 富田, 玆嘉 , 前川, 佐雄. 尼崎市現勢史 : 市制実施記念. 土井源友堂, 1916. (当館請求記号 219/A/ト)
尼崎市 , 尼崎市 編. 尼崎志 第1篇. 尼崎市, 1935.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001651251-00  (当館請求記号 219/A/ア-1)
兵庫県武庫郡大庄村教育調査会 編 , 兵庫県武庫郡大庄村教育調査会. 大庄村誌. 大庄村教育調査会, 1942. (当館請求記号 219/A/オ)
小田のしるべ 増補改訂. 小田村(兵庫県), 大正13.12(1924.12). (当館請求記号 219/A/オ)
昭和39年3月「尼崎市墓位置図」(原図は昭和37尼崎市都市計画図) (当館請求記号 C-83-9)
昭和39年3月「神社・寺院・斎場・墓地の位置図」(原図は昭和37尼崎市都市計画図) (当館請求記号 C-83-10)
昭和39年3月「墓地位置図」(原図は昭和37尼崎市都市計画図) (当館請求記号 C-83-18)
尼崎市/編. 尼崎市史 第3巻 付図. 尼崎市, 1970. (当館請求記号 219/A/ア-3)
吉原, 清三郎 , 吉原清三郎 製. 訂正再版 実地測量尼崎市街明細全図. 吉原文栄堂, 1923. (当館請求記号 A-25-3)
「尼崎市総合計画基礎調査結果報告書」 (当館行政資料目録番号 C-31-1)
「総合計画策定資料 No.8」 (当館行政資料目録番号 C-33-8)
キーワード
(Keywords)
尼崎市
墓地
火葬場
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
Web版 尼崎地域史事典 apedia
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000185865解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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