レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年12月13日
- 登録日時
- 2016/03/10 13:58
- 更新日時
- 2016/05/18 15:04
- 管理番号
- 埼久-2015-148
- 質問
-
解決
1941年-1945年の太平洋戦争中の敵性語について知りたい。ストライク、ボールなど使ってはいけない用語について記述のある資料を紹介してほしい。
- 回答
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関連記述のあった下記資料を紹介した。
『昭和ニュース事典 第7巻 昭和14年-昭和16年』(昭和ニュース事典編纂委員会編 毎日コミュニケーションズ 1994)
p65 「外国語排撃」の項あり。
p464 「煙草」の項に英語排撃についての記述あり。
『昭和ニュース事典 第8巻 昭和17年-昭和20年』(昭和ニュース事典編纂委員会編 毎日コミュニケーションズ 1994)
p39 「外国語排撃」の項あり。
『英語を禁止せよ』(大石五雄著 ごま書房 2007)
第1章・第2章に詳細な記述あり。
『英語の教育 スタンダード英語講座 9』(永盛一著 大修館書店 1983)
p150「敵国語」の項あり。
『ロシアから来たエース 巨人軍300勝投手スタルヒンの栄光と苦悩』(ナターシャ・スタルヒン著 PHP研究所 1991)
第6章「迫害の日々」に関連記述あり。
金山宣夫著「文化接触としての言語教育(6)敵性語」(『英語教育 28巻6号 1979年9月』p34 大修館書店 1979)
敵性語に関する論考あり。
山崎武著「日本野球を発掘する新年代記 第27回 1943年、戦時中の軍国主義野球戦闘帽をかぶって日本語で判定」(『週刊ベースボール 57巻29号 2002年7月15日』p54 ベースボールマガジン社 2002)
1943年4月3日の開幕戦における野球用語の日本語化と、1942年の東京六大学リーグの解散、戦闘帽の戴帽について記述あり。
- 回答プロセス
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《国会図書館レファレンス協同データベース》(https://crd.ndl.go.jp/reference/ 国会図書館)から下記事例を参照し、自館所蔵資料を調べる。
「戦時中の英語教育や英語禁止についての本(香川県立図書館)」(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000061112 国会図書館)
「太平洋戦争中、日本において英語が禁止されたことについて書かれた文献を探している。(近畿大学中央図書館)」(https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000045325 国会図書館)
《国会図書館サーチ》(http://iss.ndl.go.jp/ 国会図書館)を〈敵性語〉で検索する。
《MAGAZINEPLUS》(日外アソシエーツ)を〈戦時 & 野球〉で検索する。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2015年12月11日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 英語 (830 9版)
- 球技 (783 9版)
- 参考資料
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- 『昭和ニュース事典 第7巻 昭和14年-昭和16年』(昭和ニュース事典編纂委員会編 毎日コミュニケーションズ 1994) , ISBN 4-89563-252-0
- 『昭和ニュース事典 第8巻 昭和17年-昭和20年』(昭和ニュース事典編纂委員会編 毎日コミュニケーションズ 1994) , ISBN 4-89563-253-9
- 『英語を禁止せよ』(大石五雄著 ごま書房 2007) , ISBN 978-4-341-08351-9
- 『英語の教育 スタンダード英語講座 9』(永盛一著 大修館書店 1983) , ISBN 4-469-14189-5
- 『ロシアから来たエース 巨人軍300勝投手スタルヒンの栄光と苦悩』(ナターシャ・スタルヒン著 PHP研究所 1991) , ISBN 4-569-56346-5
- 『英語教育 28巻6号 1979年9月』(大修館書店 1979)
- 『週刊ベースボール 57巻29号 2002年7月15日』(ベースボールマガジン社 2002)
- キーワード
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- 英語
- 太平洋戦争
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000189120