現在の〈秩父鉄道　熊谷～三峰口間〉の鉄橋の数および各鉄橋の架設年月日を知りたい。

「秩父鉄道　熊谷～三峯間」の現在の橋梁数および架設年月日が一覧できる資料は見つからなかったが、参考までに、以下の関係資料を紹介した。
『秩父鉄道五十年史』（秩父鉄道　1950）の表18「線路及び建造物総括表（昭和24年5月末現在）」(4)「線路建造物表」があり、昭和24年当時の橋の数が記載されている。
『埼玉名橋図鑑』（さいたま川の博物館　2004）
　p68-69「埼玉の鉄道」の項に、「秩父本線　羽生～三峰口区間　鉄橋数42」とあり。
　p69「鉄道橋の歴史　戦前」の項に、戦前の鉄道橋の架設年あり。
『埼玉県の近代化遺産』（埼玉県教育委員会　1996）　
　p117-118に4橋（熊谷～三峰口間）の名称・竣工年等の記載あり。
　p168-170に秩父市ほか9橋の名称、竣工年等の記述あり。
『鉄道ピクトリアル　661号　特集　秩父鉄道』（鉄道図書刊行会　1998.11）
　p45に斎藤幹雄「秩父鉄道のプロフィール」の記述で「橋梁は大小あわせて149ヵ所」とあり。
　p19-24に中川浩一「秩父鉄道の歴史過程」の記述および参考文献の掲載あり。
『秩父歴史散歩　1』（有峰書店新社　1995）
　p26-33に、各区間の開業日、橋梁建設の若干の記述あり。
『いこま　24号　秩父鉄道』（大阪産業大学文化鉄道研究部　1991）
　p100「橋梁一覧表」として19橋（熊谷～三峰口間）の名称、長さ等の記述あり。
『鉄道統計年報　平成16年度』（政府資料等普及調査会　2006）
　p294「(8)停車(留)場、線路建造物、立体交差、枕木数量及び道床延長表」に橋梁の合計〈165箇　　所　延長1338メートル〉の記述あり。
奈良一郎「秩父路の橋めぐり-鉄道橋編」（「技術報　40号」　東京鐵骨橋梁　1996：土木学会図所蔵）
その他、《土木学会》のWebサイト「歴史的鋼橋一覧　埼玉」に、秩父鉄道6件の情報あり。
以上を回答する。

秩父鉄道関係資料にあたる。
『秩父鉄道50年史』に昭和24年時の橋梁数が掲載されているが、『秩父鉄道100年』『秩父鉄道新風土記』『埼玉県鉄道総合年表』等には該当記述見つからず。
次に橋梁関係の郷土資料を探索する。『彩の国にかかるさいたま橋物語』には写真が2点あるのみ。『埼玉名橋図鑑』の「鉄道橋」の項に関係する表があるが、現在の数値ではない。
《MAGAZINEPLUS》でヒットした資料から、『鉄道ピクトリアル　661号』に関係記述があることがわかる。参考文献「技術報　40号」は県内所蔵なしだが、土木学会図書館等には所蔵あり。以上、現在の橋梁数および架設年月日はわからなかったが、参考までに、《土木学会》のWebサイト( http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/11.html 　2007/09/27最終確認)
の情報や関係資料を紹介する。