レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年05月25日
- 登録日時
- 2011/11/22 18:51
- 更新日時
- 2012/03/12 23:22
- 管理番号
- 埼浦-2011-043
- 質問
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解決
『新関東風土記』(有竹修二著 1954)は、「新」とあるが、以前に『関東風土記』という図書が出版されていたのか知りたい。
- 回答
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『関東風土記』という本を見つけることはできなかった。また『新関東風土記』がなぜ「新」なのか、回答となる資料を見つけることはできなかった。
- 回答プロセス
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《NDL-OPAC》を書名〈関東風土記〉で検索する。
『史跡めぐり関東風土記』(郷土研究会編 三陽書院 昭和10)と『新関東風土記』のみ。
著者〈有竹修二〉で検索する。
31件あるが、いずれも関東風土記とは関連ないと思われる。
《NACSIS-Webcat》を書名〈関東風土記〉で検索するが、『史跡めぐり関東風土記』のみ。
著者〈有竹修二〉で検索する。5件あるが、いずれも関東風土記とは関連がないと思われる。
『新関東風土記』(有竹修二著 1954)序
「昭和二十八年九月、奥鬼怒川俣温泉をたずね、間歇温泉噴出のさまを記述した文章を時事新報に掲載して以来、「新関東風土記」と題する一欄に、閑文字を列ね始めて、早くも一年を閲みした。(略)東武鉄道株式会社の需めにより、主として同社沿線の分をまとめて一冊子とし、印刷に附することとなつた。本著は、いわば「新関東風土記前篇」とも称すべきものである。
いずれ、近き将来、後篇をまとめて一本とするか、今後執筆分を加えて完結篇として剞けつ(けつは、厥の右側にりっとう(利の右側))に附するか、いずれにもせよ、関東の隅々を歩いていろんな景色を見、寺社、史蹟を究める仕事は当分続けるつもりである。」
とあり。
「新」について特に言及されている文章はなく、「関東風土記」の存在も判明しない。「あとがき」も同様。
- 事前調査事項
- NDC
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- 地理.地誌.紀行 (290 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 新関東風土記
- 有竹 修二(アリタケ シュウジ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000097092