レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/08/05
- 登録日時
- 2011/08/06 02:00
- 更新日時
- 2011/12/07 09:41
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-110010
- 質問
-
解決
朗読サービスをしている。『仙台学vol.11 東日本大震災』(荒蝦夷 2011年4月刊)に記載されている下記人物名と作品名の読み方を知りたい。
1 河野和義(陸前高田市・八木澤商店の取締役会長)
p.23 「壁を越えた日」 斉藤純
2 青蛙堂鬼談 (岡本綺堂の作品)
p.47 「みちのく怪談」の時代へ 東雅夫
- 回答
-
お問い合わせの読みについては下記のとおりです。
1 河野和義
(1)作家・斎藤純著「壁を越えた日」(pp.26-29)のp.29に記載されています。
「(前略)さらに,廃墟と化した陸前高田を目の当たりにしたときは,津波の凶暴さに対する恐怖と悲しみで体の震えを止めることができなかった。(中略)伝統的な製法による味噌・醤油が全国的なファンに愛されている八木澤商店の河野和義会長を訪ねた。(後略)」
(2)読み方は下記データベースで「商号」に「八木澤商店」と入力して検索しました。
資料1 『TSR企業情報ファイル CD・Eyes50』(東京商工リサーチ 2011年5月)
「代表者」に「河野和義」「コウノ カズヨシ」と記載がありました。
2 青蛙堂鬼談
(1)文芸評論家・東雅夫著「『みちのく怪談』の時代へ」(pp.46-49)のp.48に記載されています。
「(前略)大正12年9月1日の関東大震災により、居宅と蔵書のすべてを焼失した岡本綺堂は、被災生活の最中、震災により喪われた古き良き江戸/東京の面影を、その慕わしき記憶を、物語の中に蘇らせるという新たな試みに着手した。そうして生み出されたのが、近代怪談文芸の金字塔たる『青蛙堂奇談』連作だったのである。(後略)」
(2)読み方は資料2で調査しました。
資料2 『日本文学 作品名よみかた辞典』(日外アソシエーツ 1988年)
【青】の項(pp.191-192)に下記の記載がありました。
「青蛙堂鬼談 せいあどうきだん 大正期の小説 岡本綺堂」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 伝記 (280 9版)
- 参考資料
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- 青蛙堂鬼談. 岡本 綺堂/著. 角川書店, 1961【913.6/オキ1961.1/Bカトカ】
- キーワード
-
- 河野, 和義(コウノ, カズヨシ)
- 岡本, 綺堂(オカモト, キドウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000089691