レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年07月07日
- 登録日時
- 2019/07/31 18:18
- 更新日時
- 2019/09/07 10:08
- 管理番号
- 相-190007
- 質問
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「ロミオとジュリエット」で家同士が対立していたがとあるが、その家同士の対立(教皇派と皇帝派)の背景・歴史が分かる資料があるか。
- 回答
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次の文献、情報を紹介しました。
・『イタリアの歴史を知るための50章』高橋進、村上義和著 明石書店 2017
p.63~64「普遍的権威の確立と教皇にとってのイタリア」に「グレゴリウス7世は従来皇帝や初稿によって行われていた聖職者任命に強く反対し、宗教上のあらゆる権限を教皇のために集中させるべく世俗権力との闘争を開始した。(中略)イタリアに目を転じれば、中世中期以降教皇と神聖ローマ皇帝との軋轢に端を発したグェルフィ(教皇派)とギベッリーニ(皇帝派)の党争が都市において蔓延し、政治状況をますます混乱したものにした」とあります。
・「イタリアの歴史」クリストファー・ダガン著 創土社 2005
p.52~55「ローマ教皇とフランク国王」に「ローマとその周辺地域は、かなり以前からローマ教皇が支配していたが、八世紀になると(中略)教皇の地位を脅かし始めた。(中略)明らかにシャルルマーニュは、国王の地位は教会よりも上であると信じていたのである。(中略)この問題をめぐる混乱のために、以後数世紀にわたって苛烈な争いがくり広げられる。」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- イタリア (237)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000259372