レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/01/22
- 登録日時
- 2018/07/01 00:30
- 更新日時
- 2018/07/10 11:00
- 管理番号
- 6000038401
- 質問
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解決
ロシアの金鉱山について知りたい。とくに、満州との国境付近にあった、カラ金山について載っている資料はないか。
- 回答
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『ロシア歴史地図』(東洋書林)p79
『シベリアと流刑制度Ⅱ』(法政大学出版局)ジョージ・ケナン著
- 回答プロセス
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『世界地誌シリーズ 9 ロシア』p27
ロシアの主な鉱工業の分布地図あり。
『ロシア極東ハンドブック』p76
金の埋蔵量が多い地区について記載あり。
『資源大国ロシアの実像』p177~
鉄鉱石鉱山についての記載あり。
「カラ金山」については記載なし。
『ロシア歴史地図』p79
シベリア横断鉄道1891-1917年の地図上に、「カラ」あり。カラでの金鉱採掘には、囚人が従事。カラ送りになることは、ツァーリ時代にもっとも恐れられてたことが書かれている。
『シベリアに眠る日本人』
p142~「皇帝の流刑制度とスターリンのラーゲリ制度」の章の中で、ジョージ・ケナン著「シベリアと流刑制度」についての記載あり。
『シベリアと流刑制度Ⅱ』ジョージ・ケナン著
第5章「カラの金鉱監獄」
第6章「カラの「自由組」」
第7章「カラの国事犯たち」
第8章「カラ政治監獄の歴史」
▽グーグルブックスで「カラ鉱山」を検索
『寒村自伝 下巻』p63
カラ鉱山から脱獄したムィシキンについて記述あり。「リョフ・デイチは、著書『シベリアの十六年』の中でカラ監獄政治囚の、有名なハンガー・ストライキと集団自殺とを詳述している」とある。
▽『シベリアの十六年』を検索。邦訳されたものは見つからず。
『Sixteen years in Siberia』 Leo Deutsch ; translated by Helen Chisolm
国会図書館所蔵。
その他あたった資料
『ロシアの歴史』(河出書房新社)
『イヴァン雷帝』成文社
『ロシア史 1』(山川出版社)
『ロシア史2』(山川出版社)
『図説帝政ロシア』(河出書房新社)
- 事前調査事項
- NDC
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- ロシア (238)
- アジア (292)
- 参考資料
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- 『ロシア歴史地図』 マーチン・ギルバート/著 東洋書林
- 『シベリアと流刑制度2』 ジョージ・ケナン/[著] 法政大学出版局
- キーワード
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- ロシア(ロシア)
- 歴史(レキシ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000237783