レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1999/02/24
- 登録日時
- 2005/02/11 02:45
- 更新日時
- 2010/01/05 16:06
- 管理番号
- 埼熊-1998-087
- 質問
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解決
①明和4年(1767)、川越から山形へ所替えになった秋元藩の明和4年当時の川越における最後の「家臣禄」あるいは「分限帳」はないか。活字になっているものがよい。市史資料、県史資料や編さん資料に載っていればコピーがほしい。山形に天保年間の分限帳はあるよう。②秋元藩所替えのあとの川越の城主の名が知りたい。
- 回答
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①該当の資料はない。館林市立図書館秋元文庫に「家監全録」があり、『川越市史 資料編 近世1』に収録されている。『三百藩家臣人名事典 3』には川越藩家臣の紹介あり。
②『三百藩藩主人名事典 1』『川越・城と町まちの歴史』から、松平朝矩(まつだいらとものり)とわかる。
- 回答プロセス
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『国史大辞典』より、〈秋元氏〉は川越城から出羽山形城へ、さらに館林へと転封となった。
①『分限帳集成(埼玉県史調査報告書)』の解説に、秋元氏の資料について「川越時代の分限帳は見あたらず。館林市立図書館秋元文庫に年寄りなどの就任を記した『家監全録』(『川越市史 資料編 近世1』がある」と記述あり。
『川越市史』p356-360に文政11年頃の「家監全録」の掲載あり。
『三百藩家臣人名事典 3』に川越藩家臣の紹介あり。
②『三百藩藩主人名事典 1』p422、『川越・城と町まちの歴史』p20-21〈川越城主一覧表〉から、松平朝矩(まつだいらとものり 1738-1768)とわかる。
以上を回答する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 系譜.家史.皇室 (288 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『分限帳集成(埼玉県史調査報告書)』(埼玉県県民部県史編さん室 1987)
- 『三百藩家臣人名事典 3』(家臣人名事典編纂委員会 新人物往来社 1988)
- 『三百藩藩主人名事典 1』(藩主人名事典編纂委員会 新人物往来社 1986)
- 『川越・城と町まちの歴史』(小泉功 聚海書林 1982)
- キーワード
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- 秋元藩-秋元氏
- 川越-埼玉県-歴史
- 大名-藩主-武蔵国-江戸時代
- 郷土資料
- 史料
- 分限帳
- 松平 朝矩(マツダイラ トモノリ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000018201