レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月27日
- 登録日時
- 2012/06/27 23:31
- 更新日時
- 2012/12/09 12:16
- 管理番号
- 20120627-4
- 質問
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解決
王羲之について知りたい。
- 回答
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王羲之(おうぎし) (307―365) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%8E%8B%E7%BE%B2%E4%B9%8B/ (2012/06/27確認)
中国、東晋(とうしん)時代の能書家。中国、日本において書聖として尊重される。東晋の建国に功労のあった王導(おうどう)の従弟(いとこ)王曠(おうこう)の子。字(あざな)は逸少(いっしょう)。琅邪(ろうや)臨沂(りんぎ)(山東省臨沂県)の人。秘書郎(宮中の典籍をつかさどる)をはじめとし、会稽(かいけい)王友、臨川大守、江州刺史(しし)、護軍将軍を歴任した。名門の出身であったが、中央政府の地位を求めず、351年(永和7)には右軍(ゆうぐん)将軍、会稽内史に任じられ、会稽郡山陰県(浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)府)に赴任した。この官名により王右軍と称される。また353年3月、山陰県の名勝蘭亭(らんてい)に時の名士謝安、孫綽(そんしゃく)らと会合し、詩を賦したことは有名で、曲水(きょくすい)の宴として後世に伝わる。4年間の在任ののち辞任して、以後は自然に心を寄せ隠逸生活を送った。・・・
おうぎし【王羲之】-国史大辞典
三〇七―六五
東晋時代の能書家。字は逸少。西晋の永嘉元年(三〇七)、琅邪臨沂(山東省)に生まれる。土地の名族王氏の出身で、父曠は淮南太守。祖父は王正。導の従子にあたる。 ...
古今無二の書聖と謳われ、子の献之とともに二王と称される。羲之の真蹟はすでに亡んでしまったが、双鉤填墨本・刻本として多くの作品が伝えられている。刻本では、『蘭亭序』『集王聖教序』『十七帖』が著名。精密な技術を誇る双鉤填墨本の『喪乱帖』(御物)、『孔侍中帖』(国宝、尊経閣文庫蔵)が、わが国に現存する。王書は奈良時代に日本に伝えられ、日本書道(上代様の成立)の母胎となった。なお、羲之の生没年については諸説あるが、魯一同著『右軍年譜』に従った。
おう‐ぎし〔ワウ‐〕【王羲之】 大辞林
[307~365]中国、東晋の書家。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は逸少(いつしょう)。その書は古今第一とされ、行書「蘭亭序」、草書「十七帖」などが有名。書聖と称される。子の王献之とともに二王といわれる。
王羲之 【おう・ぎし/ワン・シーヂー】-世界文学大事典
Wang Xi zhi
中国 307(永嘉1)頃-365(興寧3)頃
中国,東晋(とうしん)の文人。字(あざな)は逸少。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省臨沂県)の人。六朝(りくちよう)随一の名門貴族の出身であり,20歳ごろ秘書郎となり,征西将軍庾亮(ゆりよう)のもとで参軍・長史を務め,寧遠(ねいえん)将軍・江州刺史・護軍将軍などを歴任し,最終の官は右軍(ゆうぐん)将軍・会稽(かいけい)内史。ために王右軍とも称される。355(永和11)年,49歳のとき父母の墓前に誓って官界を退いたのちは,二度と出仕しようとせず,道士の許邁(きよまい)らと交わり,会稽の逸民としての生涯を送った。 ...
伝は『晋書』巻80。
王羲之【おうぎし】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E7%8E%8B%E7%BE%B2%E4%B9%8B (2012/06/27確認)
おうぎし【王羲之 Wáng Xī zhī】 世界大百科事典 第2版
307?‐365?
中国,東晋の書家。山東省南東部の琅邪臨沂(ろうやりんぎ)の人。名は逸少。官名により王右軍と呼ばれる。父は王曠(おうこう),東晋の元勲王導とはいとこの間柄になる。王羲之は早く父を失ったので,この王導や叔父の王廙(おうい)の庇護をうけて成長し,実力者の郗鑒(ちかん)の女と結婚し,貴族社会の寵児として官界に乗り出し,征西将軍府参軍として武昌に赴き,累進して長史となり,のち寧遠将軍,江州刺史となった。王導からたびたび建康(現,南京)の中央政府に入ることをすすめられ,辞退しきれず,一時,護軍将軍に就任したが,中央の空気になじめず,地方に出ることを希望し,351年(永和7),右軍将軍,会稽内史として会稽郡治の山陰県に赴任した。・・・
- 回答プロセス
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Yahoo!百科事典、コトバンクで検索した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国 (222 9版)
- 書.書道 (728 9版)
- 参考資料
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Yahoo!百科事典
http://100.yahoo.co.jp/ (2012/06/27確認) -
コトバンク
http://kotobank.jp/ (2012/06/27確認) - 中国学芸大事典 近藤春雄著 大修館書店 1978 ISBN:4469032018 p.42
- 新編東洋史辞典 / 京大東洋史辞典編纂会編 東京創元社 , 1980 ISBN:4488003109 p.106
- アジア歴史事典 2 平凡社 1959 p.13
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東晋の書家 王羲之 書道ジャーナル研究所
http://www.shodo-journal.com/knowledge/cogishi.html (2012/12/08確認) -
王羲之(303~361)について 日本インターネット書道協会
http://www.nisk.jp/shodokisochishiki/shodojinbutsujiten_01.html (2012/12/08確認)
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Yahoo!百科事典
- キーワード
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- 王羲之(おうぎし)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%BE%B2%E4%B9%8B (2012/12/08確認)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000107908