レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/04/17
- 登録日時
- 2010/08/17 02:00
- 更新日時
- 2018/03/29 14:45
- 管理番号
- 長野市立長野-00-009
- 質問
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解決
高遠コヒガン桜がなぜ一般のコヒガン桜より濃い色をしているのか、植物学的でなく歴史の謂れみたいなものを知りたい。
- 回答
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仁科五郎盛信らが高遠城で討ち死した時の血を吸って色が濃くなったという伝説があるようです。
- 回答プロセス
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高遠町立歴史博物館に問い合わせる。
仁科五郎盛信が城主であった際、織田信忠が攻め入り、討ち死した時の血を吸っているのだという説を教えてもらう。
当館で伝説が掲載されている資料を探すが見つからない。
『日本の城下町 4』p98-99にその討ち死した時の様子が書かれていたのでこちらと共に紹介する。
【追記:2011.01.13】
『信州花めぐりの旅』p23-24には、「武田氏も、勝頼の弟である仁科五郎盛信の時代に、織田信長の軍勢に攻められ落城した。壮絶な戦いであったからであろうか、その血潮に染まった桜が、紅い花をつけるコヒガンザクラであるとの言い伝えがある。」とあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 中部地方 (215)
- 参考資料
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- 『日本の城下町 4』ぎょうせい 1981.07 <N290ニ>
- 『信州花めぐりの旅』増村 征夫/著 岩波書店 2002.07 <N299マ>
- キーワード
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- 長野県
- 照会先
- 寄与者
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- 高遠町立歴史博物館
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000070133