レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年3月10日
- 登録日時
- 2017/12/04 15:44
- 更新日時
- 2019/10/23 19:45
- 管理番号
- 2017002
- 質問
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解決
小学生の頃に覚えた歌の正確な歌詞を知りたい。徳島市史に載っているか。
- 回答
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『徳島市史 第四巻 教育・文化編』のなかに市歌と市民歌の記述があり、質問の歌詞は徳島市歌と皇紀二千六百年記念徳島市民歌であることが分かった。それぞれの歌詞は以下の通り。
徳島市歌
(一)あかつきの空に鐘が鳴る
愛市のさけび高らかに
長き渭の津の夢さめて
おお更新の徳島市
(二)進む文化のさきがけに
その業ごとのいや栄え
その民日日にいや増さん
おお幸多き徳島市
皇紀二千六百年記念徳島市民歌
(一)興亜の光美はしく
栄ゆる皇国畏みて
進む文化に産業に
海港をひらき地を伸る
われら徳島大徳島
(二)眉山の花のくれないに
みどりもゆかしお城山
伝統正しく新しく
挙りて励む精神こそ
われら徳島大徳島
(三)鳴門の潮の勢よく
四国三郎潑溂と
親和協力一にして
時代の流れ衝すすむ
われら徳島大徳島
(四)南に望む太平洋
北は北土に波一重
共栄四国の表口
譲りて拓け大資源
われら徳島大徳島
- 回答プロセス
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当館所蔵の『徳島市史 第四巻』、第二編文化を調べてみると、十 音楽、(三)市歌と市民歌の項がある。(P982~P992)
そのなかで、質問者の覚えている歌詞と記述とを照らし合わせてみたところ、該当の歌詞があったのでお伝えした。
質問の徳島市歌は、昭和3年(1928)10月1日の置市40年を記念し、徳島市が初めて制定したものである。
皇紀二千六百年記念徳島市民歌は、昭和15年(1940)が皇紀2600年に当たるので、同年10月に制定された。
- 事前調査事項
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昭和15~18年頃、国民学校で習った。市の置市を記念して歌われたものではないか、とのこと。
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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徳島市史編さん室 編 , 徳島市. 徳島市史 第4巻 (教育編・文化編). 徳島市教育委員会, 1993.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002329764-00
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徳島市史編さん室 編 , 徳島市. 徳島市史 第4巻 (教育編・文化編). 徳島市教育委員会, 1993.
- キーワード
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- 徳島市歌
- 徳島市民歌
- 皇紀二千六百年記念
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000225864