レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月14日
- 登録日時
- 2018/10/14 10:56
- 更新日時
- 2018/11/28 13:16
- 管理番号
- 秋田-2137
- 質問
-
解決
角館出身者で、秋田民謡育ての親と言われる「小玉暁村」について。
暁村は、「暁村」と号して、俳句を作ったか。
- 回答
-
次の資料を案内。
①『秋田民謡育ての親 小玉暁村』(民族芸術研究所/編、無明舎出版、2013.8、388.9/ミア/郷)資料番号:124487588
②『角館誌 第10巻 美術・文芸編』(角館誌編纂委員会/編、角館誌刊行会、1981.11、214.7/カカ/10)資料番号:124154584
③『糸瓜 1号,2号』(斉藤雪松/編、1915.11、A911.3/47/)資料番号:111658241
④『糸瓜 3号~11号』(武田良一/編、糸瓜会、1916.1、A911.3/47/)資料番号:111658209
- 回答プロセス
-
・キーワード検索「小玉暁村」にて全項目検索→4件ヒット。 ①、⑥~⑧
・キーワード検索「一葉舟」「まぼろし吟社」「層雲」にて全項目検索→ヒットなし。
・キーワード検索「糸瓜」にて全項目検索→2件ヒット。 ③・④
・キーワード検索「円座」にて全項目検索→2件ヒットするが該当箇所なし。
①『秋田民謡育ての親 小玉暁村』(民族芸術研究所/編、無明舎出版、2013.8、388.9/ミア/郷)資料番号:124487588
⇒p.11 角館町で刊行された『一葉舟(ひとはふね)』(明治三十四年十一月号)に初めて“暁村”として句を発表している。
暁村という名はこの二十歳の時からである。 記載あり
角館町にあった句会「まぼろし吟社」に参加 記載あり
荻原井泉水(おぎわらいせんすい)主宰の自由律の句誌『層雲』 記載あり
p.12 文芸雑誌『糸瓜』にも当初から俳句を投稿。 記載あり
p.23 注(3)「一葉舟第六号 野菊集」に「渋柿集」として俳句十句を載せた際には「暁村」を名乗っている。 記載あり
②『角館誌 第10巻 美術・文芸編』(角館誌編纂委員会/編、角館誌刊行会、1981.11、214.7/カカ/10)資料番号:124154584
⇒p.126-p.130 小玉暁村について記載あり
p.126 略歴 はじめ暁斉と号し、後に暁村と記載あり
p.126-p.130 曉村の俳句について記載あり
p.215 追録 句会『まぼろし吟社』 暁村 1句記載あり
p.219 暁村の俳句 2句記載あり
p.221 第一回目の『七草会』の詠草 暁村 1句記載あり
③『糸瓜 1号,2号』(斉藤雪松/編、1915.11、A911.3/47/)資料番号:111658241
⇒第一號 大正四年十一月十日創刊
p.2 漂ふ落日 暁村 14句記載あり
p.4 いにし冬のこゝろみ 暁村 2句記載あり
第二號 大正四年十二月三十日
p.5 俳句 淺き香 暁村 9句記載あり
④『糸瓜 3号~11号』(武田良一/編、糸瓜会、1916.1、A911.3/47/)資料番号:111658209
⇒第三號 大正五年一月
p.1 俳句 山茶花 手毬 雜
かそけき月 曉村 10句記載あり
第四號 大正五年二月
p.3 一家吟 めかる蛙 曉村 10吟記載あり
第五號 大正五年四月
p.4 俳句 水洵吐く蛙 暁村 15句記載あり
第六號 大正五年六月
p.4 俳句 貝割菜の雨 暁村 13句記載あり
第七號 大正五年六月
p.6 俳句 端山の朝 暁村 8句記載あり
第八號~第二十一號 小玉暁村 記載あり
☓⑤『秋田人名大事典』(秋田魁新報社/編集、2000.7、280/アア/郷)資料番号:124250713
⇒p.224 小玉暁村 自分でも「円座」を発行した。 記載あり
曉村の号や俳句の記載はなし。
次の資料も確認したが記載なし。
☓⑥『秋田の正月ほいどと寿詞』(小玉曉村/著、A386/68/)資料番号:111513131
☓⑦『凶作農村のこえを聞く 秋田県仙北郡』(小玉暁村/著、A612/33/)資料番号:111557732
☓⑧『秋田郷土叢話』(秋田県図書館協会/編、1934.3、A041/14/)資料番号:124129883
- 事前調査事項
- NDC
-
- 伝説.民話[昔話] (388 8版)
- 北陸地方 (214 8版)
- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 秋田民謡
- 小玉暁村
- 暁村
- 俳句
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 受付方法:メール、8/26
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243843