レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/10/01
- 登録日時
- 2021/11/13 10:45
- 更新日時
- 2021/12/16 15:47
- 管理番号
- 相市-R3-9
- 質問
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解決
相模原市南区上鶴間の“東光寺”(とうこうじ)“西光寺”(さいこうじ)というお寺の歴史などがわかる資料を探している。(もしかしたら既に廃絶してしまっているのかも)
『相模原市史』や『文化財の調査報告書』などから調べてほしい。
- 回答
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回答プロセスの通り①から⑤の資料を提供した。
“東光寺”“西光寺”とも既に廃寺となっている。
いづれも江戸時代に建立されたが明治初めの末寺整理令で“泉竜寺”(せんりゅうじ)に統合された。
“西光寺”はその後、寺に忠実に仕えた惣吉という寺男の名を稲荷社につけ、“惣吉稲荷”(そうきちいなり)と呼ばれたと伝えられている。
- 回答プロセス
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●郷土資料(市史、宗教、寺社)の棚をブラウジング
➀『平成 さがみはら風土記稿 寺院編』 相模原市教育委員会/編 相模原市教育委員会 1995
【K1-18 S17204959】
p6-“東光寺”“西光寺”が現在は「泉龍寺」に統合された記載あり。
p20ー「泉龍寺」の歴史について記載あり。
➁『相模原の歴史と文化財』 相模原市教育委員会指導部社会教育課/編 相模原市教育委員会 1975
【K1-21 S19912278】
p26-「泉竜寺」と「惣吉稲荷」(西光寺)についての記載あり。
(「泉竜寺」に“西光寺”の釈迦三尊が本尊としてまつられ、廃寺になった“西光寺”の稲荷だけを残し
寺に忠実に仕えた惣吉という寺男の名前をとって「惣吉稲荷」とした。)などの記載あり。
③『相模原 お寺の郷土史』 森田 春夫/著 1996 【K1-18 S13203302】
p96-106 “西光寺”“東光寺”=「徳川時代に起立されたものだったが、明治初めの末寺整理令で泉竜寺に統合された。」との記載あり。
p61-「浄土宗の寺」の中に“西光寺”について記載あり。
●自館OPACで“相模原 泉竜寺”“惣吉稲荷”を検索
④『相模原の史跡』 座間 美都治/著 座間美都治 1976 【K1-21 S01192491】
p48-「中和田惣吉稲荷と泉竜寺」についての記載あり。
⑤『平成 さがみはら風土記稿 神社編』 相模原市教育委員会/編 相模原市教育委員会 1993
【K1-17 S22873269】
p24-「惣吉稲荷」について記載あり。
※【 】内は自館の請求記号と資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 参考資料
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『平成 さがみはら風土記稿 寺院編』 相模原市教育委員会/編 相模原市教育委員会 1995
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I107331414-00 -
『相模原の歴史と文化財』 相模原市教育委員会指導部社会教育課/編 相模原市教育委員会 1975
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I107628427-00 -
『相模原 お寺の郷土史』 森田 春夫/著 1996
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I107587460-00 -
『相模原の史跡』 座間 美都治/著 座間美都治 1976
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I097940536-00 -
『平成さがみはら風土記稿 神社編』 相模原市教育委員会/編 相模原教育委員会 1993
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I097659774-00
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『平成 さがみはら風土記稿 寺院編』 相模原市教育委員会/編 相模原市教育委員会 1995
- キーワード
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- 神社
- 寺院
- 文化財
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307563