レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/31
- 登録日時
- 2015/02/28 00:30
- 更新日時
- 2015/02/28 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0112
- 質問
-
解決
仏具の金剛鈴(こんごうれい)の概要と各部分の名称を知りたい。
- 回答
-
『岩波仏教辞典』によりますと、「密教で使われる法具。元来は楽器であった。鈴(れい)の把が独鈷(とっこ)・三鈷・五鈷などの金剛杵(こんごうしょ)の形をとるためこの名がある。またこのほかに宝珠(ほうじゅ)と塔を把にする鈴があり、以上をあわせて<五種鈴>とよぶ。このうち通常は五鈷鈴が最も多く用いられ、修法(しゅほう)の際に諸尊を呼びさまし、歓喜(かんぎ)させ供養するためら振り鳴らされる。これを振鈴(しんれい)という。また鈴の響きは如来(にょらい)の説法にもたとえられる。金剛鈴は金剛杵と対になって諸尊の持物(じぶつ)とされる場合が多い。」とあります。
金剛鈴のうちの三鈷鈴の各部分の名称が『仏具大事典』に掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 仏会 (186 8版)
- 参考資料
-
- 1 岩波仏教辞典 中村元∥[ほか]編 岩波書店 2002年 R-1803-ナ p.353
-
2 仏具大事典 鎌倉新書 1982年 RB-1864-フ p.254
- キーワード
-
- 金剛鈴
- 仏具
- 密教
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-1101(大津市立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168367