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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000197997
提供館
(Library)
県立長野図書館 (2110021)管理番号
(Control number)
県立長野-16-001
事例作成日
(Creation date)
2016年08月10日登録日時
(Registration date)
2016年10月09日 14時16分更新日時
(Last update)
2016年10月09日 14時55分
質問
(Question)
『浅間山』(当館所蔵あり 小諸尋常高等小学校/編 田中書籍出版部 1910年 【N222/25】 佐藤寅太郎が中心となって執筆)の「第10編 浅間性情論」の冒頭に「語に曰く、地は性を移し、居は俗を易ふとかや。」とある。「語に曰く」とあるので、何かの典拠があるはずだが、それがわかるか。
回答
(Answer)
 不明。
 「第10編 浅間性情論」の本文中に『地理学小品』から引用した部分があるので、その資料を探したところ、「国立
国会図書館デジタルコレクション」で『地理学小品』矢津昌永(やつ しょうえい。まさなが とした資料もある)/著
民友社 1902年が閲覧できる。「地勢と国民の性格」の章中、221ページに「地ハ性ヲ移しシ 居ハ俗ヲ易」と書かれ
ているが、出典はない。
 この資料では、各章の最後の部分に和歌が書かれている章も多くある。それらは矢津氏の創作ではなく、古典を
使用しているようなので、「地は性を~」も古典の引用の可能性が高いと思われるが、出典は分からなかった。
回答プロセス
(Answering process)
1 インターネットで手がかりがある可能性を考えて検索。言葉そのまま、漢文に直したもの、2文字に分解した
 ものなどをキーワードにして検索したが 手がかりは得られず。
2 『大漢和辞典』諸橋轍次/著 大修館書店 1955年 【N813/60a/△】(当館図書請求記号。以下同)で、
 使用されているそれぞれの漢字の項を確  認。依頼の文言に関する記載なし。
3 『新訂 墨場必携』洛東書院編集所/編 洛東書院 1930年 【728/12】で使用されているそれぞれの漢
 字の記載を確認。依頼の文言につながる記 載はない。
4 書道の作品に使用される言葉をまとめた資料を確認。該当するものはない。
  『新訂 墨場必携』洛東書院編集所/編 洛東書院 1930年 【728/12】
  『少字墨場必携』清水光洋/著 二玄社 2007年 【728.4/シテ】
  『常用墨場辞典』前野直彬/著 小学館 1988年 【728.07/マナ】
5 索引のある中国の古典資料を確認。該当するものはない。
『新釈漢文大系 1 論語 改訂』吉田賢抗/著 明治書院 2000年 【928/シン/1】
  『新釈漢文大系 4 孟子』内野熊一郎/著 明治書院 1962年 【928/シン/4】
  『新釈漢文大系 28 礼記中』竹内照夫/著 明治書院 1977年 【928/シン/28】
  『新釈漢文大系 35 孝経』栗原圭介/著 明治書院 1986年 【928/シン/35】
  『中国古典新書 索引』橋本栄治/編 1986年 【928/チユ/索】
6 格言、名言などの資料も確認。該当するものはない。
  『故事成語名言大辞典』鎌田正[ほか]/著 大修館書店 1988年 【813.4/カタ】
  『故事ことわざ辞典』鈴木棠三/編著 創拓社 1992年 【813.4/スト】
  『漢詩漢文名言辞典』鈴木修次/編著 東京書籍 1987年 【159.8/スシ】
  『中国古典名言事典』諸橋轍次/著 講談社 1972年 【159.8/モテ】
7 日本の古典であれば、各漢字の使用例として挙げられている可能性もあるので
  『日本国語大辞典 第2版』 日本国語大辞典編集委員会/編 小学館 2000年  【813.1/シヨ/△】
  を確認するが記載なし。
8 『浅間山』の「浅間性情論」の他の箇所も確認。引用されている各文献を「国立国会図書館デジタルコレク
 ション」で確認。
  『地理学小品』の中に、依頼の文言の趣旨と関係すると思われる「地勢と国民の性格」という章があり、
 確認したところ依頼の文言が記されている  (典拠の記載なし)。
  『地理学小品』の著者、矢津昌永の他の著作も同様にデジタルコレクションでいくつか確認。『中学日本
 地誌』 丸善 1895年 の序文にも「居ハ  俗ヲ易フ」という文言(前半部分はない)がある。ここにも
 典拠はない。
9  矢津氏についての資料を探す。
  『日本地理学人物事典 近代編1』岡田俊裕/著 原書房 2011年 【290.12/オト】の114~123ページで
 矢津氏を紹介している。参考文献が挙げら れているが、いずれも当館所蔵はなし(一部はCinii Articl
 esで閲覧できるが、回答につながる記載なし)。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
辞典  (813)
人生訓.教訓  (159)
地理.地誌.紀行  (290)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
佐藤寅太郎
矢津昌永
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土 言葉
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000197997解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
未解決
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