レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年7月19日
- 登録日時
- 2012/07/19 14:18
- 更新日時
- 2013/04/23 14:41
- 管理番号
- 島根参2012-07-001
- 質問
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解決
全国の五輪塔・宝篋印塔が載っている資料がみたい。
- 回答
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当館所蔵資料より以下の資料を紹介。
資料1:グラビア図版32~47に「五輪塔」、グラビア図版48~61に「宝篋印塔」あり。それぞれ解説もある。
また、写真版図版22~38に「五輪塔」、写真版図版39~55に「宝篋印塔」あり。それぞれ解説もある。
巻末の「重要石塔一覧」のp246~248には、「五輪塔」「宝篋印塔」それぞれ一覧表がある。
資料2:年代順に並べられた分類目次p10~12「五輪塔」、p12~15「宝篋印塔」があり、それぞれの解説は本文にある。
資料3:近畿地方とそれ以東の地域を調査対象範囲とした五輪塔の研究調査概要報告であり、p23~52「五輪塔一覧表 東日本・近畿篇」(県別)、p53~77「写真図版1~23」、p78「実測図版」がある。
資料4:近畿地方以西を調査対象範囲とした五輪塔の研究調査概要報告であり、p19~68「五輪塔一覧表 西日本・近畿補遺篇」(県別)、p69~「写真図版1~24」「実測図版1~3」がある。
資料5:12世紀末~14世紀の五輪塔と宝篋印塔に対象を絞った研究成果、全国に存在する総数約1500件に及ぶ五輪塔・宝篋印塔の都府県別分布図と一覧表がある。
資料6:平安時代、鎌倉時代、南北朝~室町時代の五輪塔について解説がある。宝篋印塔についても、その起源や形式等の解説がある。カラー・白黒図版あり。
<2013/4/23追記>
資料7:p442~454「宝篋印塔」、p455~461「五輪塔」の項目があり、全国の一覧表もそれぞれ掲載されている。※当館未所蔵
- 回答プロセス
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以下は調査済資料。
・『仏塔巡礼 東国編』(東京書籍,2000)
・『仏塔巡礼 西国編』(東京書籍,2000)
・『塔と仏堂の旅』(朝日新聞社,2005)
・『塔と伽藍』(世界文化社,1988)
・『日本仏塔集成』(中央公論美術出版,2001)
・『日本の塔』(淡交新社,1964)
・『野の道・野の塔・野の仏』(読売新聞社,1974)←p50~54「甲州街道の宝篋印塔」あり。
<参考として>
〔Wikipedia:五輪塔〕http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%BC%AA%E5%A1%94(最終確認2012/7/19)
五輪塔は、主に供養塔・墓塔として使われる仏塔の一種。五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれる。 日本では平安時代末期から供養塔、供養墓として多く使われるようになる。
〔Wikipedia:宝篋印塔〕http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9D%E7%AF%8B%E5%8D%B0%E5%A1%94(最終確認2012/7/19)
宝篋印塔は、墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種。五輪塔とともに、石造の遺品が多い。
- 事前調査事項
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島根県内の五輪塔・宝篋印塔に関する資料は検索済み。
- NDC
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- 石彫 (714 8版)
- 日本の建築 (521 8版)
- 仏会 (186 8版)
- 参考資料
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- 【資料1】 『日本の石塔』 若杉慧/著,木耳社,1970 ※貸出禁止資料 (書庫714/5/)
- 【資料2】 『日本石造美術辞典』 川勝政太郎/著,東京堂出版,1978 ※貸出禁止資料 (書庫R714/0008/)
- 【資料3】 『五輪塔の研究 平成4年度』 元興寺文化財研究所,1993 (書庫186/ゴ/92)
- 【資料4】 『五輪塔の研究 平成6年度』 元興寺文化財研究所,1995 (書庫186/ゴ/94)
- 【資料5】 『中世石塔の考古学 五輪塔・宝篋印塔の形式・編年と分布』 狭川真一 松井一明 編,高志書院,2012 (210.2/サ12)
- 【資料6】 『石仏と石塔』 青木 忠雄/執筆 石井 進/監修,山川出版社,2001.3 (p39~42「五輪塔」 p43~46「宝篋印塔」 714/ア01)
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【資料7】 石材・石工芸大事典. 鎌倉新書, 1978.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001389365-00 (※当館未所蔵 p442~454「宝篋印塔」、p455~461「五輪塔」)
- キーワード
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- 五輪塔
- 宝篋印塔(ほうきょういんとう)
- 仏塔
- 供養塔
- 供養墓
- 墓塔
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000108846