レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 神奈川県立図書館 (2110018) | 管理番号 (Control number) | 企‐160004 | |||||
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事例作成日 (Creation date) | 2016年10月19日 | 登録日時 (Registration date) | 2016年12月11日 11時43分 | 更新日時 (Last update) | 2016年12月11日 11時43分 | |||
質問 (Question) | 癖の意味や心理がわかる本、もし、事典のようなものがあればいいが、資料はあるか。 | |||||||
回答 (Answer) | ご質問の内容について、癖(しぐさや話し方)からその人の心理、性格を分析する記述がある資料をご紹介します。 『この人はなぜ自分の話ばかりするのか』ジョーエレン・ディミトリアス ソニー・マガジンズ 2000 P89から、「ボディーランゲージから心の動きを読む」の項目で、退屈している時には伸びをするなど、感情別に、あらわれがちな動作をまとめています。 また、P223からは、人の話し方のくせから、性格を分析した文章が掲載されています。 『3分でわかる心理学』渋谷昌三 大和書房 2005 P62、63に、「口グセで性格と本音がわかる」という項目があり、「だから」「つまり」などを口ぐせにする人物の性格について書かれています。本書では癖についての記述はこの部分のみです。当館に所蔵はございませんが、同著に『しぐさで人の気持ちをつかむ技術 : 表情、くせ、そぶりの心理学』(新講社 1999)など、癖に関する資料があるようです。 『神経性習癖をもつ子ども』上出弘之 福村出版 1980 P142から、からだの一部をいじる癖のあるこどもについて、その原因と治療法が記載されています。 『人間行動学』南博 岩波書店 1980 P334に、「癖」ついての解説があります。「習慣行動の中で、個人的特徴の著しいものは癖とよばれる。それは、習慣傾向が何らかのメカニズムで自我の影響をうけて、独自の形態をとったものである。」と記載されているように、「癖」は環境の影響よりも内面の自我の影響を受けるため、癖の意味も個人によって異なるという解釈もできます。 『しぐさの比較文化』リージャー・ブロズナハン 1988 p.13「非言語伝達は極めて複雑であって、どんなしぐさも、それ一つだけで、あるいは他の組み合わせにおいて一定の意味を持つと考えてはいけないということである。」と注意事項が書かれていますが、人種や文化、環境の違いによって出るしぐさについて解説をしています。 | |||||||
回答プロセス (Answering process) | ||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) | ||||||||
キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||
備考 (Notes) | ||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | 高校生 | ||||
登録番号 (Registration number) | 1000201557 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |