レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年01月30日
- 登録日時
- 2013/03/12 16:08
- 更新日時
- 2013/05/31 14:33
- 管理番号
- 埼熊-2012-254
- 質問
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解決
辺韶(ヘンショウ 中国後漢時代の学者、文学者)の記した「老子銘」の内容を知りたい。
- 回答
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関連する記述のあった以下の資料を紹介した。
まとまった記述のあった資料
『武内義雄全集 5 老子篇』(武内義雄著 吉川幸次郎〔ほか〕編集 角川書店 1978)
p103-107「2 辺韶の老子銘」に、解説及び読み下し文(一部省略)あり。
p106に「辺韶の老子銘は当時石に刻して立てられたものであるが今は伝わらぬ。ただし右の文は洪■[カツ]の隷釈巻三にのせられている。」との情報あり。
p115にも、辺韶の老子銘についての記述が見える。
『道教と仏教 1』(吉岡義豊著 国書刊行会 1980)
p21-27「1 辺韶の老子銘」に、原文及び解説あり。
『シリーズ道教の世界 3 老子神化』(春秋社 2002)
p92-131「第3章 天地に先立つ者」に、老子銘(前文・本文)の訳文とその解説あり。
『道教 2 道教の展開』(平河出版社 1983)
p11-12「辺韶の老子銘」に解説あり。
p20・25にも、辺韶の老子銘についての記述が見られる。
『隷釋 四部叢刊廣編21』(洪■[カツ]撰 臺灣商務印書館 1981)
p34-35「老子銘」の原文あり。p35-36解説と思われるもの(原文)あり。断片的な記述のあった資料
『老子と道教』(M.カルタンマルク著 坂出祥伸訳 人文書院 2001)
p144に、老子銘についての記述あり。
『講座道教 1 道教の神々と経典』(野口鐵郎編 雄山閣出版 1999)
p21-24「宗教的超越者として」の項に、老子銘についての記述あり。
p35「老子銘」の注に「隷釈 巻3」に収録されている旨の記述あり。
『道教事典』(野口鉄郎〔ほか〕編 平河出版社 1994)
p461〈道徳天尊〉の項に、「老子の神格化、既に後漢のは辺韶『老子銘』において確認され」とある。
- 回答プロセス
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主題の〈老子〉からアプローチ
関連主題の〈道教〉からアプローチ
その他調査資料は次のとおり
『老子・荘子 講談社学術文庫』(森三樹三郎〔著〕 講談社 1994)
『老荘と仏教 講談社学術文庫』(森三樹三郎〔著〕 講談社 2003)
『老子 岩波文庫』(老子〔原著〕 蜂屋邦夫訳注 岩波書店 2008)
『老荘思想入門 徳間文庫』(野末陳平著 徳間書店 1986)
『老子入門 講談社学術文庫』(楠山春樹〔著〕 講談社 2002)
『老子 無知無欲のすすめ 講談社学術文庫』(金谷治〔著〕 講談社 1997)
- 事前調査事項
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「中国学芸大事典」(大修館書店)に辺韶の記載はあるが、老子銘の記載なし。所蔵する老子に関する図書にも記載なし。
- NDC
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- 先秦思想.諸子百家 (124 9版)
- 道教 (166 9版)
- 参考資料
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- 『武内義雄全集 5 老子篇』(武内義雄著 吉川幸次郎〔ほか〕編集 角川書店 1978)
- 『道教と仏教 1』(吉岡義豊著 国書刊行会 1980)
- 『シリーズ道教の世界 3 老子神化』(春秋社 2002)
- 『道教 2 道教の展開』(平河出版社 1983)
- 『隷釋 四部叢刊廣編 21』(洪■[カツ]撰 臺灣商務印書館 1981)
- 『老子と道教』(M.カルタンマルク著 坂出祥伸訳 人文書院 2001)
- 『講座道教 1 道教の神々と経典』(野口鐵郎編 雄山閣出版 1999)
- 『道教事典』(野口鉄郎〔ほか〕編 平河出版社 1994)
- キーワード
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- 老子(ロウシ)
- 辺 韶(ヘン ショウ)
- 老子銘
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000128776