レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/09/16
- 登録日時
- 2020/09/20 00:30
- 更新日時
- 2020/10/06 10:12
- 管理番号
- R1001625
- 質問
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解決
広瀬淡窓の「たきぎをとれ みずをくめ」というような意味のうたを、演目で実際に聞いたことがある。
この句(漢詩?)が書かれた本がないか。
- 回答
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桂林荘雑詠示諸生 四首 の第二首 休道の詩のうち
「君は川流を汲め 我は薪を拾わん」の記載がある以下の本を提供。
・『広瀬淡窓』深町浩一郎/著 西日本新聞社 2002.1 P.171
・『若き日の広瀬淡窓』井上源吾/著 葦書房 1998.1 P.176
- 回答プロセス
-
1.自館のOPACで典拠検索、著者名にて「ひろせたんそう」を検索
→4件ヒット【所蔵なし】
2.自館のOPACで著者「広瀬淡窓」を検索
→3件ヒット【所蔵なし】
3.2.でヒットしたものから人名件名「広瀬/淡窓」を選択
→10件のうち4件所蔵あり
・『広瀬淡窓の研究』田中加代/著 ぺりかん社 1993.2
・『広瀬淡窓評伝』井上源吾/著 葦書房 1993.11
→記載なし
利用者のインタビューより、「句か漢詩のようなもの」ということ
・『広瀬淡窓』深町浩一郎/著 西日本新聞社 2002.1…資料①
→三 淡窓の詩 の章を確認。
p.171
桂林荘雑詠示諸生 四首の第二首であることが分かった。
漢詩と書き下し文、意味、桂林荘雑詠の読み仮名の記載があり、「ケイリンソウザツエイ」と読むことが分かった。
・『若き日の広瀬淡窓』井上源吾/著 葦書房 1998.1…資料②
→p.176
君は川流を汲め…第二首の休道の詩のみ記載あり
資料①②の本を紹介し、調査終了。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本思想 (121)
- 参考資料
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- 広瀬淡窓の研究 田中加代/著 ぺりかん社 1993.2 121.57 , ISBN 4-8315-0588-9
- 広瀬淡窓評伝 井上源吾/著 葦書房 1993.11 121.57 , ISBN 4-7512-0538-2
- 広瀬淡窓 深町浩一郎/著 西日本新聞社 2002.1 121.57 , ISBN 4-8167-0543-0 (p.171)
- 若き日の広瀬淡窓 井上源吾/著 葦書房 1998.1 121.57 , ISBN 4-7512-0700-8 (P.176)
- キーワード
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- 広瀬淡窓
- 桂林荘雑詠
- 休道の詩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000287352