レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年07月30日
- 登録日時
- 2017/01/19 09:37
- 更新日時
- 2017/03/15 14:14
- 管理番号
- 埼久-2016-105
- 質問
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解決
中山道熊谷宿助郷村三十二か村の全ての名前が分かる資料が見たい。
- 回答
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質問に該当する記述のある以下の資料を提供した。
『中山道熊谷宿助郷の展開と変容 埼玉県教育委員会長期研修教員報告』(柏浦勝良著 〔柏浦勝良〕 1984)
熊谷宿助郷村の変遷について書かれた資料である。
p11「表4 熊谷宿定助郷概要」に32の助郷村の一覧あり。それぞれについて熊谷宿までの道法、村高、助郷勤高、家数、総人数、男数、馬数の数値あり。
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の調査
『くまがや古文書選 第2集』(くまがや古文書学習・研究会 2000)
p12-17 「中山道熊谷宿助郷村々申合」
すべての村の名前は記載されていない。文久元年(1861)の文書である。
『熊谷市史 通史編』(熊谷市史編さん室編 熊谷市 1984)
p190-204「宿場町熊谷」助郷に関する記述見あたらず。
『武蔵国郡村誌 第9巻』(埼玉県編 埼玉県立図書館 1954)
p1-122「大里郡」助郷に関する記述見あたらず。
『中山道歴史散歩 宿場と旧道の面影をしのぶ』(斎藤俊夫著 有峰書店新社 1995)
p44-48「熊谷宿」助郷について記述はないが、出典資料として「宿村大概帳」があげられている。
2 「宿村大概帳」の所蔵を調査
『近世交通史料集 第5 中山道宿村大概帳』(児玉幸多校訂 吉川弘文館 1971)
p85-100「熊谷宿」熊谷宿から深谷宿までの間の村について記述があるが、助郷についての記述なし。
3 自館目録を〈熊谷宿 & 助郷〉で検索する
『中山道熊谷宿助郷の展開と変容 埼玉県教育委員会長期研修教員報告』(回答資料)
「総人数・男数・馬数は野中家文書No.224「和宮様御下向ニ付御用日記壹」(文久元年)による」とあるため、『くまがや古文書選 第2集』(前掲資料)の「中山道熊谷宿助郷村々申合」の時期の助郷村と一致していると推測される。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 関東地方 (213 9版)
- 陸運.道路運輸 (685 9版)
- 参考資料
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- 『中山道熊谷宿助郷の展開と変容 埼玉県教育委員会長期研修教員報告』(柏浦勝良著 〔柏浦勝良〕 1984)
- キーワード
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- 熊谷市-歴史
- 熊谷宿
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000206761