レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/08/24
- 登録日時
- 2011/01/08 02:00
- 更新日時
- 2011/01/20 16:06
- 管理番号
- 埼浦-2010-034
- 質問
-
解決
埼玉県内の中山道沿いにある酒蔵について記載されている資料が見たい。中山道の資料がなければ日光街道でもよい。
- 回答
-
1 中山道沿いの酒蔵
『中山道 1 街道を歩く1』(中山高安著 中山高安 2002)
著者が実際に中山道を歩き、沿線の様子を記したもので、街道沿いの酒蔵として下記の記述がある。
p80(上尾)文楽
p124(籠原)藤崎摠兵衛商店
p133(深谷)藤橋藤三郎商店〈銘柄:東白菊〉
p133(深谷)田中藤左衛門商店〈銘柄:七ツ梅〉
p134(深谷)滝沢酒造〈銘柄:菊泉〉
藤崎摠兵衛商店は寄居に蔵元があり、田中藤左衛門商店〈銘柄:七ツ梅〉は廃業している。
『ぶらり地酒紀行』(津波克明著 けやき出版 1996)
p78-81「文楽」
『東京近郊酒蔵ガイド』(井上年弘編 わらび書房 1997)
p46-48「文楽」
『ちょこたび埼玉 vol.2』(埼玉県物産観光協会 2009)
p4「滝沢酒造」
『伝統的建物保存とまちの活性化フォーラム2005 報告書』(NPO法人深谷にぎわい工房 2006)
p54-55「まちめぐり」の中に「滝沢酒造」と「藤橋酒店」の項目あり。
なお、藤橋酒店は「現在、この地では酒造りを行っていませんが」とある。
『中山道ぶらり歩き 読む地図』(笠松治良著 文芸社 2009)
p41「滝沢酒造」
『街角スケッチ 深谷市 市制施行40周年記念』(深谷市 1995)
p31「伝統の味を守る造り酒屋」
2 田中藤左衛門商店〈銘柄:七ツ梅〉について
酒蔵は廃業となったが、建物の保存と活用が進められている。
『埼玉自治 2007.7』(埼玉県自治研究会 2007)
p44-46「旧七ツ梅酒造跡地の保存と活用」
『伝統的建物保存とまちの活性化フォーラム2005 報告書』(NPO法人深谷にぎわい工房 2006)*前出
p30-52「七ツ梅酒造の歴史」ほか
3 埼玉県の酒蔵について
『酒蔵 埼玉県全36酒蔵大試飲会商品名リスト』(埼玉県酒造組合 2006)
『埼玉の地酒』(埼玉県酒造組合 2008)*酒造組合のパンフレット
『埼葛の酒文化』(埼葛築文化財担当者会 2005)
p71「第2図 明治期以降における埼葛の酒造家分布図」
中山道についての記述はなく、日光街道沿いの酒造家分布図。
なお、中山道そのものからは外れるが、中山道が通る市では「さいたま市」「熊谷市」にも蔵元があり、「深谷市」にももう1軒蔵元(丸山酒造)がある。
埼玉県酒造組合ウェブサイト(http://www1.ocn.ne.jp/~saisake/ 2010/8/24確認)
サイト内「ラベル一覧」の各ラベルをクリックすると各酒造の創業開始年等が記載されている。
- 回答プロセス
-
自館目録を〈(全項目)中山道 & (資料種別)埼玉和書〉〈(全項目)酒造または酒蔵 & (資料種別)埼玉和書〉で検索し、関連資料の調査をする。
《埼玉雑索》を〈酒造 or 酒蔵〉で検索し、関連資料の調査をする。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 食品工業 (588 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
-
- 『中山道 1 街道を歩く1』(中山高安著 中山高安 2002)
- 『ぶらり地酒紀行』(津波克明著 けやき出版 1996)
- 『東京近郊酒蔵ガイド』(井上年弘編 わらび書房 1997)
- 『ちょこたび埼玉 vol.2』(埼玉県物産観光協会 2009)
- 『伝統的建物保存とまちの活性化フォーラム2005 報告書』(NPO法人深谷にぎわい工房 2006)
- 『中山道ぶらり歩き 読む地図』(笠松治良著 文芸社 2009)
- 『街角スケッチ 深谷市 市制施行40周年記念』(深谷市 1995)
- 『埼玉自治 2007.7』(埼玉県自治研究会 2007)
- 『酒蔵 埼玉県全36酒蔵大試飲会商品名リスト』(埼玉県酒造組合 2006)
- 『埼玉の地酒』(埼玉県酒造組合 2008)
-
『埼葛の酒文化』(埼葛築文化財担当者会 2005)
- キーワード
-
- 中山道
- 清酒製造業‐埼玉県
- 郷土資料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000076272