レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/15
- 登録日時
- 2012/09/07 02:00
- 更新日時
- 2015/04/10 13:09
- 管理番号
- 2011-121
- 質問
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SRI通信15号(1999年11月号)P.21-25に掲載されている「なぜ書籍返品率は高いのかー返品統計から考える」(木下修)を入手したい
- 回答
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大学図書館、国会図書館等、所蔵している機関はみつかりませんでした。
SRIはセゾン総合研究所の略称です。
同研究所は2004年に閉鎖されています。
著者の木下修氏(杏林大学客員教授)に連絡しましたところ、古い論文なので先生の手元にも残っていないとのことでした。
SRI通信はセゾン総合研究所の会員制通信で国会図書館にも寄贈していないため図書館での所蔵はないのでしょうとのことでした。
代わりに下記の文献をご紹介くださいました。
日本出版学会編『白書出版産業 : データとチャートで読む日本の出版』 (文化通信社)2004年版、2010年版 両方を参考とすると良いでしょうとのことでした。
先生は日本出版学会の理事を務められているとのことです。
- 回答プロセス
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1.OPAC、WEB-CAT, NDL-OPACなど所蔵検索 なし
2.CiNii、マガジンプラス、大宅壮一文庫、雑誌記事索引集成 論文検索 なし
3.日本雑誌総覧(1988)、雑誌新聞総かたろぐ 掲載情報なし
4.googleで検索するとSRIという略称を持つ機関は多数あるが、
SRI→セゾン総合研究所の略称でもあるという情報をスタッフより入手
下記論文中に
論題:「セゾン総合研究所」(《家政学関連》研究・教育機関紹介 13)
著者:大藤 ミナミ
日本家政学会誌 49(11), 1253-1254, 1998-11-15
出版物として「SRI通信」があがっている。
5.日経テレコンで「セゾン総合研究所」を記事検索
国民経済研・セゾン総研、老舗シンクタンク幕引き(2004/03/17 日本経済新聞 朝刊)
上記記事によると、セゾン総合研究所は2004年に閉鎖。
6.著者「木下修」氏をCiNiiで検索 同姓同名の著者は複数おられるが、出版関係の同氏は
杏林大学の「木下修」氏
7.杏林大学HPの教員紹介ページより「木下修」氏の連絡先を入手 同氏にメール
8.同氏よりTELあり
古い論文なので手元に残っていない。
SRI通信はセゾン総合研究所の会員制通信で国会図書館にも寄贈していないため図書館での所蔵はないのでしょうとのこと
代わりに下記の文献をご紹介くださった
日本出版学会編『白書出版産業 : データとチャートで読む日本の出版』 (文化通信社)2004年版、2010年版 両方を参考とすると良いでしょうとのこと
先生は日本出版学会の理事を務められていて査読もされているとのこと
- 事前調査事項
- NDC
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- 出版 (023)
- 参考資料
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- 日本出版学会 編著. 白書出版産業 :. 文化通信社, 2004.5. 179p ; ISBN 4-938347-10-5
- キーワード
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- 書籍返品率
- 統計
- 照会先
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- 木下修氏(杏林大学客員教授)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵機関調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000111051